オンライン家庭教師(個人契約)の探し方は?料金の相場やマッチングのコツも解説します
家庭教師のアーチ、代表の白岩です。今回のコラムは「オンライン家庭教師のおすすめの選び方」をお伝えしていこうと思います。最近はコロナ禍ということもあり、色々な事が遠隔で行われることが増えてきました。
大学の授業もオンライン授業、仕事の形式もリモートワーク、面接もオンライン面接、あとリモート飲み会(笑)など・・・。これまで対面で行われてきたことが遠隔になるケースがだいぶ増えてきました。それに伴い、家庭教師や学習塾の教育業界もオンライン化が進んできています。
オンライン家庭教師ってなに?
家庭教師のイメージとしては、「家庭」に「教師」が来てくれる、対面で個別指導をしてくれるというイメージですよね。ただ、去年4月の緊急事態宣言あたりから、
「他人が家に来るのはコロナ感染の事もあり心配・・・」
というお問い合わせがかなり増えてきました。そこで家庭教師センター(家庭教師を派遣する会社)が一斉に始めたのが「オンライン家庭教師」です。オンラインと聞くと難しく感じるかもしれませんが、実際はそこまで難しいものではなく、先ほどの「大学のオンライン授業」「リモートワーク」「オンライン面接」「リモート飲み会」と同様に、ZOOM・Skype・GoogleMeetなどのビデオ通話を使って受講できる家庭教師の事です。ZOOM・Skype・GoogleMeetで馴染のない方は、LINEのビデオ通話でも出来ます。
ご自宅にあるパソコン・タブレットでも可能ですし、それが無い場合でもスマートフォンで受講することが出来ます。2021年4月で携帯電話を所有している方のうち、スマートフォンの比率が92.8%という事なので、ほとんどのご家庭がオンラインで受講できる体制は整っているのです。
ただ、オンライン家庭教師は対象地域がない、分かりやすく言うと私の運営している「家庭教師のアーチ」は訪問形式の家庭教師は九州・山口エリアですが、オンラインであれば全国の都道府県、もっと言えば海外でも受講する事ができるわけです。家庭教師のアーチでも九州・山口以外の都道府県、この前は香港からのお申込(私もビックリしましたが・・・笑)もありました。そこで今回は家庭教師は考えているけど、
「家庭教師センターがたくさんあって選び方が分からない・・・」
という方のために、オンライン家庭教師の詳細や選び方のポイントをお伝えできればと思っています。ぜひ参考にしてみてくださいね!
おすすめの選び方①:オンライン家庭教師のメリット・デメリット
まず、オンライン家庭教師のメリットについて考えてみます。1番は「料金面」だと思います。オンライン家庭教師の場合、先生側も移動もなく自宅で教えることが出来るので、訪問の場合より、先生の時給が安くなっている場合が多いです。それに加え、交通費がかからないので週1回の受講でも月々の支払いが3000~4000円くらい変わってくるかと思います。
料金以外のメリットでいうと「家庭教師が来る日の準備が必要ない」というのも保護者の方からすると大きいのではないでしょうか。お問合せで「家に先生が来ると気を遣うわよね~」と言われれば「そんなに気を遣わなくて大丈夫ですよ~」と答えます。でもご家庭の方からすれば、いつもよりも家を綺麗にしておかないと・・・とか、お茶とか出した方がいいのかな・・・など、気を遣われる方が多いのではないかと思います。でもオンラインだとそれが必要ないので、訪問形式より気楽に受講できるのかなと思います。あと、現在受講している家庭教師や学習塾で先生やお子さまの送迎をしているというご家庭も、オンライン家庭教師だと必要なくなるのも大きなメリットかもしれませんね!
逆にデメリットですが、去年の4月くらいからオンライン家庭教師のお申し込みが増えてきた中で考えると・・・意外とないんです(笑)。始めた当初は「訪問形式より理解しづらい」など、色々な対応が入るかと思ったんですが、今のところそのような対応はほとんど入ってきません。
強いて言えば、対面と比較すると生徒の細かいしぐさや表情などが見えづらい部分があるかな・・・という程度です。家庭教師のアーチでは、ご契約の前に実際の先生で無料体験をして頂き、体験の先生を気に入ってもらえた時のみご入会をして頂いているのですが、訪問形式の場合の入会率が85%に対して、オンライン形式の場合の入会率が91%なんです。数字で見ればオンライン家庭教師の方が先生に満足して頂けるケースが多いという事です。
この要因としては、訪問形式と比較してお子さまに合った先生、指導能力の高い先生が紹介しやすいという事が考えられます。訪問形式は地域によって選べる先生が限定(福岡市のご家庭であれば福岡市内の先生から選ぶなど)されますが、オンライン家庭教師の場合は、どこの地域に住んでいる先生でも候補に入れていけるのです。これは「先生の質」という面を考えれば大きなメリットかと思います。
先生の質とは少しずれてしまいますが、先日のお問合せで・・・
子供が家庭教師をとても嫌がっている。趣味がDJなので、同じ趣味や共通の話題をもてるような先生はいませんか?
というご要望がありました。訪問の形式だとおそらく難しかったかもしれませんが、オンラインであたってみたところ共通の話題を持てそうな先生が見つかり、お子さまにも気に入って頂けたようで無事に入会され、保護者の方にもとても喜んでもらえました。
おすすめの選び方②:オンライン家庭教師を選ぶ際に確認すること
【確認すること1】料金は?
家庭教師をご検討されている方は、長期的に受講を考えられているケースが多いのではないでしょうか。その際に重要になってくるのは料金面です。どんなに良い環境で良い先生がついてくれても、費用的に負担が大きすぎると途中で辞めないといけない状況になるかもしれません。以下の料金を事前に確認しておくことをおすすめします。
・入会金などの初期費用
・月謝
・教材費や管理費
・システム料
・支払方法
・更新料
・チェンジ料
・解約時の違約金
上記に関しては家庭教師センターによって本当に様々です。まず入会金などの初期費用に関しては、家庭教師センターごとにかかる、かからないが分かれます。通常はかかってもキャンペーンなどでかからないケースもあります。平均的には20000~50000円です。初回だけとはいえ大きな金額になるので、事前に確認しておいた方が良いかと思います。
次に月謝についてですが、ホームページに記載があるところとないところ(本来は記載しないといけないのですが)があります。特に「指導料30分〇〇〇円」や「月々〇〇〇〇円~」のみの表示しかない場合は、他にかかる料金がないかを事前の電話で必ず確認するようにしましょう!
その時に出てくるのが、教材費・管理費・システム料などです。特に教材費がかかる場合は、高額になるケースが多く、ローンでの分割払いになることが多いので注意が必要です。システム料は、独自にオンライン家庭教師のシステム(上記のようなZOOM・Skype・GoogleMeet・LINE以外)を受講する際に使用する時にかかります。月々に5000円くらいのところが多いですが、10000円以上かかるところもあります。ZOOM・Skype・GoogleMeet・LINEでも受講するには問題はないので、あまりにもシステム料が高くなる場合はおすすめは出来ません。
あとは、契約更新の時に更新料がかかるのか、先生を交代する時にチェンジ料はかかるのか、解約する時に違約金はかかるのか、など始めるときには入会金や月謝などに目が行きやすいですが、実際に始めてみて継続していく中での負担がないかは事前に確認しておいた方が安心して継続できると思います。受講していく中で何が起こるか分からないので「気軽に始められて」「気軽に辞められる」料金システムの家庭教師センターを選ぶのが無難ではないかと思います。
【確認すること2】何を目的に受講するのか?
家庭教師を頼む目的はご家庭によってそれぞれです。学校の補習・定期テスト対策・以前に学習した内容の総復習・中学受験・高校受験・大学受験・発達障害・不登校・・・上げればたくさんあります。家庭教師センターによって「定期テスト対策」に特化しているところもあれば、「受験対策」に特化しているところもあったり、逆に「中学受験」には対応できないなど色々と特色があります。頼む際には事前に家庭教師をつける目的をはっきりと伝えて、しっかりと対応してもらえるかなど確認しておくと良いかと思います。
【確認すること3】対応学年は?
家庭教師センターによっては、未就学児~小学校の低学年は対応していないとか、高校生でも大学受験対策になると難しいなど、学年に関しても対応が出来る、出来ないが家庭教師センターごとに出てくる可能性もあります。ただ、だいたいの家庭教師センターは学年ごとに料金表が出ているところがほとんどなので、そこで確認も出来ます。
【確認すること4】受講時間は?
受講の時間帯に関しては平日の夕方以降、土日は終日対応できます。これはどこの家庭教師センターもほとんど変わりません。ただ、お子さまが不登校、またはご家庭の事情で希望される時間帯が平日の午前中~夕方までの時間帯であれば事前に確認が必要です。家庭教師を依頼される時に平日の夕方以降や土日で希望れるケースが多いので、平日の日中の時間帯で対応できる先生を集めていない家庭教師センターもあります。そのようなケースの場合は事前に確認しておきましょう。
【確認すること5】受講環境は?
受講環境に関しては、パソコン・タブレット・スマートフォンのいずれかをお持ちであれば問題ないですが、画面が大きい方が受講しやすい部分もあるので、パソコンかタブレットで受講できることが望ましいかと思います。家庭教師センターによってはパソコンをレンタルしてくれる(基本的には有料)ところもあるので、スマートフォンだと抵抗があるという方はパソコンをレンタルしてくれるセンターを選ぶのも良いかと思います。あと、とても重要なのが「Wi-Fi環境」があるかどうかです。もしない場合は、通信料がかなりかかってしまいます。「Wi-Fi環境」がない方は事前に準備が必要です。
おすすめの選び方③:まずは無料体験を受けてみよう!
どこの家庭教師センターでも無料体験はほぼ100%あります。ただ、その形式は家庭教師センターによって違い、大きく分けると2パターンです。①家庭教師センターのスタッフがシステムの説明・営業を含めて体験を行なうところ②実際に指導に入る先生が体験をしてくれるところ、この2パターンです。注意する必要があるのは、①に関しては契約書を事前に交わして長期的に頼むという前提で担当する先生を人選してもらう流れになるというところです。仮に紹介してもらった先生と相性が合わなくても、契約を交わしているので先生の交代は出来てもすぐに解約が出来ない、解約する際に解約金がかかる、入会金の返金はされない、このようなリスクがあります。家庭教師センターとしては先生を人選するのに労力がかかるため、相性が合わなかったときでも契約自体がなくならないように事前に契約を交わすという形式をとっているところが多いです。家庭教師は「その人との相性」「その人の指導力」に依存する割合が多いので、契約を交わす前に実際に指導する先生との相性を確認してから入会できる家庭教師センターを選ぶ事が一番安全な選び方だと思います。
おすすめの選び方④:オンライン家庭教師の評判ってどうなの?
では、最後にオンライン家庭教師の評判はどうなのでしょうか?家庭教師のアーチでは、コロナ禍で去年の4月から少しずつオンラインのお申込が増えてきています。訪問形式に比べると数が少ない部分があるのですが、数字的に分析してみると、入会率(無料体験を受けて入会されたご家庭の割合)が91.6%、継続率(ご入会から現在も継続しているご家庭の割合)が90.9%という数字になっています。分かりやすく説明すると、家庭教師を検討されている方が10人いれば9人が入会される、入会された方が10人いれば9人は現在も継続しているという事です。この数字から推測するとオンライン家庭教師というものに満足して頂けているご家庭が多いのではないかと思います。やはり先生が少ない地域でもオンラインなので限定されることなく、ご家庭に合った先生が選びやすいという事が大きいのではないでしょうか。
では、ここまでの内容を簡潔にまとめておきます。
まとめ~その1~:オンライン家庭教師のメリット・デメリット
●教師の時給・交通費などを考えると、訪問形式の家庭教師より料金が安くなるケースが多い。
●家の掃除やお茶出しなども必要なく気軽に受講できる。自宅での受講なので送迎も不要。
●生徒の細かいしぐさや表情が見えづらい可能性はあるが、今のところ大きなデメリットはない。
まとめ~その2~:オンライン家庭教師を選ぶ際に確認すること
●入会金などの初期費用、教材費や管理費、システム料、支払方法、更新料、チェンジ料、解約時の違約金など、月々の月謝以外にかかる費用を必ず事前に確認する。
●学年、目的、時間帯など、ちゃんと対応できる家庭教師センターかを確認する。
●パソコン・タブレット・スマートフォンを持っていれば受講は可能だが、Wi-Fi環境が無いと通信料が高額になるので、環境次第では事前に準備が必要。
まとめ~その3~:まずは無料体験を受けてみよう!
●契約の前に実際の先生で無料体験が出来る家庭教師センターを選んだ方が、本当に気に入った先生で開始する事が出来、初期のトラブルを防ぐ事が出来る。
いかがでしたでしょうか?オンライン家庭教師についてだけではなく、お子さまのお勉強で悩まれていることなどあえば気軽にご相談ください。公式ホームページにも家庭教師のアーチの詳細が出ておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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