「温活」と「マインドフルネス」で女性の心と体を整えるサポートを（3/3）

心のくせに気づく「マインドフルネス」のメソッドを活用したカウンセリングも実施

　温活に関するアドバイスや温活布ライナーの提案に加えて酒井さんが行っているのが、「マインドフルネス」のメソッドを活用したカウンセリングです。

　大学を卒業してからも心理学の勉強を続け、心へのさまざまなアプローチを実践していく中で、しっくりきたのがマインドフルネスだったとか。
　「未来について心配したり、過去のことを悔やんだりするのではなく、『いまここ』に意識を集中させて、地に足をつけて生活していくという考え方で、ストレスが多い現代人にぴったりではないかと思ったのです。周囲の人にも紹介したところ、とても分かりやすいと評判でした」

　自宅からでも受けられるように、カウンセリングは主にオンラインで実施。男性も受け付けています。
　「ワークシートに沿って記入していくことで、心に抱えているもやもやを客観視していきます。主観から離れた視点で自身を観察する過程で、『感情的になりやすい』『物事をマイナスにとらえがち』といった、自分の心のくせも発見することができます。シートへの記入だけなら10分程度で終わりますので、お気軽にお問い合わせください」

　カウンセリングをする際に酒井さんが心掛けているのは、その人の心情や置かれている状況に共感すること。生活支援員として、障害のある人に寄り添った経験が役に立っていると語ります。
　「温活とマインドフルネスのワークで、年齢を重ねながらさまざまな岐路に立つ女性の心と体を癒やしていきたいですね」

（取材年月：2023年5月）

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