季節と共に、施工方法も変わる!
前回からの続きです。
後藤坂氏は話を続けます。
今どきのお母さん方は、
昔ながらの機能を備えた今風のデザイン、
そして、
値段もそこそこ、もちろん工事も手抜きなしの
家を求め始めてきているのです。
では、
そんな家はどこで手に入るのでしょうか?
それは、
大企業でもなく、スーパーでもなく、通信販売でもなく、
最後は、地域の職人さんなのです。
職人さんが今どきのお客様の気持ちを理解して、
提供し続けることができれば、
家づくりも、
リフォームも必ず成功する。
私はそう思います。
私たちが目指す家づくりは、
お客様の欲求をきちんと把握して、
工事を通して、それを『創造』できる仕事です。
つまり、
私たち職人とは単に作業をする人のことを言うのではありません。
人が一生幸せに暮らす「家」という、
素晴らしい造作物を作る芸術家という存在です。
合わせて、
お客様の将来のために、
お客様との関係を続けていける経営環境に必要な適正利益を
きちんとお客様に負担無く提示できるプロフェッショナルでもあります。
私は、
この3回のシリーズの冒頭に
『今までの家は、あぶない』
と、申し上げました。
しかしこれは同時に、
『これからの家は楽しみである』
ということでもあるのです。
それは、
ただ安いだけではなく、
本当に良い材料で、
本当に良い職人さんたちが、
本当に長く健康に暮らせる家を、
これから作りだしていこうとしているからです。
「家族が一生幸せに暮らせる家をつくる」
という、
建材屋としての私の夢を、
これから日本全国地域の職人さんと一緒に
実現してまいります。
楽しみにお待ちください。
(提供:日本建築塗装職人の会)