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花華院姫子プロのご紹介
LGBTQを特別視せず、誰もが受け入れられる社会にしたい(2/3)
カミングアウトは慎重に。学校や職場など現実社会との折り合いをつけることも必要
花華院さんは23歳から、ドラァグクイーンとしてイベントやショーに出演していました。「私はゲイなので、男性の格好をして男性が好き。ドラァグクイーンをやったのは、手っ取り早くお金が稼げたからです。目立ちたがり屋なところもあり、思ったことを何でも言える快感もありますね」
幼い頃から自身がゲイであることを自覚していましたが、母親に伝えたのは30歳の時でした。
「会社を経営していた父親が亡くなった後だったので、母は息子に頼りたかったでしょう。そんな時に『男が好きで結婚は無理』と告白されたのですから、タイミングとしては最悪です」
半年間、口を利いてもらえなかったそうですが、今ではわが子を受け入れ、会話をするように。それでも「近所にゲイだとわかるようなことはしないで」と念を押されています。
「テレビでLGBTQのタレントが活躍するようになってきましたが、いざ自分の子どもや身内が打ち明けたら、たいていは戸惑い否定されます」
世間では「公に表明することをよし」とする流れもありますが、「福井では慎重に」と現状を鑑みてアドバイスを送ります。
「私は、カミングアウト推進派ではないです。周りに共有した途端、いじめに遭うこともあります。残念ですが、偏見や差別はあります。中高生のお子さんを持つ保護者には『もう少し様子を見にからにした方がいい』と助言しています。個性をなくさず、学校や職場などの現実社会とどう折り合いをつけるか、より良い道を探りましょう」
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