相続税対策、節税、起業家のためのアドバイザー（2/3）

事務所が特に力点を置いていること

　国税局職員として順調にキャリアを積んでいた越智さんですが、脂の乗り切った48歳で退職。学生時代からの夢だった税理士への道へ進み、事務所を立ち上げました。「定年までいるという選択肢もあったのですが、目まぐるしく移り変わる世の中に税理士として対応できるスタートは当時の年齢がリミットかもしれないと直感しました」

　人脈を広げるため、異業種交流会など、人が集まるところには積極的に参加したそうです。また税金についての講師依頼があれば快く引き受けて伝えることに努力されました。その中で「税金で長い間苦しんできた」経営者や税務相談もできる保険代理店の方たちとの出会いがありました。それらの方を通じての人脈は、事務所経営の基礎固めに大きな役割を果たしました。実績が信頼を培い、さらに実績を積み重ねていく。その輪は急速に広がっていきました。

　越智さんは自ら顧問先へ定期訪問します。そこで事業者の抱えている悩みや相談事を聞き、財務内容と損益フローを注視しながらサポート、アドバイスを提供しています。

　今、越智さんの事務所が最も力を入れているのは
①　生前贈与を活用した相続対策プランの提供
②　自社の株価対策及び合法的節税プランの提供
③　法人成りや企業を目指す方のサポート
④　持株会社を活用した株価対策及び経営の安定化

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【次ページ】専門家集団による一元的なサービスの提供

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