運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
最近、感じるのは…
事業再生や企業再建も第2ステージに入ったなあと…
以前は…
決算書を電卓叩いて分析して…
経営改善計画書を作文が書ければBKさんもOKであった(^_^;)
しかし…
リスケをして3年、経営改善計画書も立派にできている。
SWOT分析もアクションプログラムの特に問題もないが、
計画書の達成率は50%や60%である。
こうなると…
金融機関にも支援や我慢の限界に達する(^_^;)
なぜ?
上手くいかないのか?
立派な行動マニュアルができても、
社内の人に変化がないのである(^_^;)
結果、現場での実効支援を求めるようになる。
債権者として、現場での具体的な手取り足取りの指導を求めている。。
これが…
事業再生が第2ステージになっているということである。
しかし…
現場や会社で具体的な実効支援となると、
そうそうそんな経営コンサルタントがいるものではない(^_^;)
事業再生自体をやっている経営コンサルタントの数も少ない。
しかも、ほとんどが、計画書の作成や銀行交渉である。
創業支援や経営革新と一緒にできるような仕事でもない。
現場や会社に行けば、業界の専門用語や独特の商慣習も出てくる。
わからなければ、建設業や運送業の社長や社員さんが耳を傾けることはない(^_^;)
会議に出ることも、アクションプログラムを作成することも、
SWOT分析をすることも、大切な仕事の一つではある。
究極は何か?
人を変えられるか?
社長を変えられるか?
会社の幹部を変えられるか?
変わりたくない、そんな古だぬきの幹部をどうするのか?
自分は悪くない、そう言っている社長をどう変えるのか?
このまま行けば倒産するかもしれないのに…
どんなに厳しい状況の会社にも、できることは残されている。
やるかやらないかは、社長の心次第である。