運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
=== 行き詰まる入札制度 ===
~* 日常化するくじ引き落札、最低制限の引き上げは限界に *~
最低制限価格や低入札調査基準価格を引き上げる自治体が相次いでいる。
落札率は上がるものの、狭い価格帯での受注競争は激しさを増し、くじ引き落札も日常化している。
需給のアンバランスは極めて大きく、最低制限価格を引き上げても企業が苦境から脱出できるわけではない。「運任せ」の入札では将来の経営の見通しも立たず、技術力を磨く動機も生まれない。
行き詰まる入札制度は、根本からの見直しを迫られている。
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【日経コンストラクションの記事から・・・】
最近、事後公表の最低制限価格が事前に見えるというチョンボが・・・
愛媛県の電子入札システムで起きているという問題があった。
仕方がない、元のシステムが国交省の天下り・ファミリーのものだから・・・
だから、こんな大問題を起こしてしまったNECや富士通にはお咎めはなかった。
愛知県、愛媛県、他の都道府県でも漏れていたかもしれない。
入札のくじ引き・・・
昔、よく歳末の球回しのようなことを入札会場でやったものである。
今でもなくならない。
これも仕方がないのであろうか?
総合評価の下で隠れ官製談合があることよりも、少しはましなことであろうか?
役人が決める技術提案?
総合評価、どれだけの正しさがあるのであろうか?
私はそう感じている。
しかし、何千万もの工事を・・・
カラカラとくじを引くことには疑問も感じる。。。
正しい企業評価とは???
何のことを言うのであろうか???
難しい問題である。
公共事業は減少している。
建設会社の倒産件数は増加の傾向にある。
何もしなければ何も変わらない。
生き残るため、家族・従業員を守るためには・・・
社長は戦わなければならない。
その会社だけが・・・
勝ち残れる。。。