運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
最近の出来事・・・
私の知り合いの愛媛の弁護士さんに面白い?先生がいる。
とても熱血漢である。
弁護士さんの収入というのは、基本的にいろんな処理についての報酬である。
企業であれば、破産処理や裁判沙汰の解決をして収入になる。
社長さんが、
「もう駄目だ!」
そう思い破産の相談にくる。
そうすると、決算書や売り上げや利益を見て、
まだまだ大丈夫そうなら、
「もう少し、頑張ってみられてはどうですか?」
そう助言をするのである。
これって凄いことだと思う。
私が10年前に相談に行ったT県のN田弁護士さんは、
「なにをやっているんだ!」
「すぐに民事再生の申請をしなさい!」
なんていうアドバイス?をいただいた。
この先生のおかげで、一緒に同席した親族は、
「弁護士さんのトラウマ」ができあがってしまった。
いろんな弁護士さんが存在する。
愛媛の弁護士さんは凄いと思った。
相談だけでは収入にならないので、すぐに破産をすすめる弁護士さんがいるのが事実である。
この弁護士さんに相談に行った社長さん夫婦から会話の内容を聞いたことがあった。
相談の中で私の話が出たらしい。
弁護士さんは、
「網師本さんに相談されているんですか?」
「ならば、どっちに進んでもちゃんと対応していただけますよ!」
「再生か破産かどっちがいいか? 正しい判断をしてくれますよ!」
「普通のコンサルタントは再生しか語れませんが、彼はどっちの道の対応もしていただけますよ。」
「彼がダメだと言ったら、また事務所に来なさい。」
そんな話で相談は終ったらしい。
社長夫婦も元気になることができたと思う。
もう駄目だ! そう思い相談に行ったら、
これくらいならまだまだ大丈夫だ! あきらめることはない。
そう弁護士さんに言ってもらえたら・・・
人との出会いは大切である。
良い弁護士さんとの出会いができるのは、社長さん夫婦が良い人生を歩いてきたのであろう。
愛媛にこういう弁護士先生が何人かいる。
「破産せずにすむなら、それが一番いいことです。」そんなフレーズを言えるのは・・・
とてもとても素晴らしいことだと思う。
生き延びることは簡単ではない。
しかし、生きる希望がもてることは大切である。