運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
面白いもので・・・
不況の匂いや社会問題がおきてくると・・・
経営コンサルタント会社がいろんなCMやDMを発信する。
通貨デリバティブに建設業界の不況。
これが今年の倒産要因になるのであろう。
専門的に建設業の現場代理人や主任技術者の指導方法に触れている経営コンサルタント会社もある。
指導方法や改善手法を読んでいると・・・
うーん??? それで良くなるのか? それができるのか?
電卓コンサルタントが現場を知らずに書いたんであろうという内容ばかりです。
時間軸から資金コントロールをして資金繰りをして利益に結び付ける。
労働集約型産業の単品製造業でヒトを、どうやって教育・訓練して再生していくのか?
電卓経営コンサルタントが建設業再生を考えると・・・
報告・連絡・相談に数値目標に数値管理となってしまうのである。
間違ってはいないが、再生は成功しないし、企業は強くはならない。
10億円程度の建設会社になると、1年間で現場所長が1億円の完工高の責任を持つ。
こんなケースはよくあることである。
小さな工務店の社長以上の売上高の責任を持つのである。
それなら・・・
現場所長が社長にならなければならない。
分厚い実行予算書や報告書の書式を作ることではない。
儲けなければならない、儲からないのであればせめて資金コントロールをして資金繰りに役立てる。
儲け=売り上げー原価だけではない。
時間軸から、人から、いろんな稼ぎだす手法はある。
管理をされたら、知恵や意欲は生まれない。
こんなことは決算書だけを眺めている電卓経営コンサルタントには理解ができない。
終った過去の数字を眺めていても・・・
経営や建設業や再生の本をよく読む。
セミナーも参加するように心がけている。
なかなか現場の実戦の匂いがするものは少ない。
人は管理をされたら・・・
その範囲でしか行動しなくなる。
労働集約型産業で単品製造業である。
全ての問題と答えはヒトにある。
だから、建設業のコンサルタントは難しいと言われる。
社長、幹部、社員、・・・
ヒトが変われば、企業は再生も改善も発展もする。
今年の地方の中小企業は厳しい経営環境である。
今年の田舎の建設会社は厳しい受注環境である。
専門家に相談するなら・・・
何件も行ってみるといいと思う。
そうすれば、いい先生に出会う機会も出てくる。
資金繰りに悩んで夜も眠れないなら・・・
何も解決をせずに毎日が過ぎて行くのなら・・・
動いてみてください。
きっと何かが変わります。