運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
セミナーの顔ぶれによってこんな話をする時がある。
セミナーの中でたまに話をする時がある。
社長の心得である。
*** 来客について ***
なぜだか? 再生企業や困窮企業に行くと・・・
応接室や社長室に通されるのであるが、再生企業や困窮企業の社長は5分~10分遅れて入ってくる。
10回訪問すると10回遅れて入ってくる。
なぜか? 宮本武蔵ではないけれど・・・
人より偉い、人より自分を大きく見せたいという意識からからくる行動みたいである。
どうも銀行の支店長がきても大事な来客であろうとも・・・
そして、帰りは見送らない。
銀行の支店長や大切な来客でも見送らない。
けれど、従業員には見送るように教育をしている。
これって?
どうなんでしょうか?
こういう行動や態度って・・・
止めた方がいいように思いますよ、そう講演の中で若い経営者に言っている。
気づけば止められる簡単な行動である。
こんなことで自分を大きく見せることはできない。
また、いろんな団体のこんな傾向もある。
経営者が集まる団体、2世や3世が集まる団体。
JC(青年会議所)、ロータリー、ライオンズ、などいろいろあるが・・・
・人の噂話をするのが好きな傾向になる。
・人の悪口を言うのが好きな傾向になる。
・人に自分を大きく見せようとする傾向になる。
なぜだか・・・
経営者として良いことではないように思う。
噂をされて悪口を言われて自慢話をされたら、人は不快にしかならない。
これらのことは若くても許されることではない。
実るほど頭を下げる稲穂かな・・・
自分の値打ちは自分でいくら大ボラを吹いて大きく見せても仕方がない。
悲しいかな、自分の値打ちや大きさは他人が決めるのである。
・礼儀をわきまえる。
・人を傷つけない。
・謙虚な姿勢でいる。
セミナー中でこんな話をする時もある。
若い方々が多い時にはこんな話もします。
話しながら・・・
自分もできているであろうか?
恥ずかしながら振り返っております。
まだまだ未熟な人間であります。