運送業や住宅会社の経営改善や事業再生、現場での実務と償却前営業利益の話
2010年度上半期(4月~9月)の四国地区企業倒産状況は、
倒産件数が前年度比5.4%で175件であり、負債総額は36.3%減で354億9500万円であった。
県別では愛媛県や徳島県では増加し、香川県や高知県では減少した。
とくに香川県では、倒産件数が50%の減少で31件、負債総額は81%の減で67億円であった。
今後、香川県では建設業や製造業を中心に増加になるのではないだろうか?
私が思うには・・・
これからの四国は?
香川は? 愛媛は?
今年の上半期は輸出関連の回復、エコカー補助金・減税、エコポイオント制度が景気の底上げに貢献したが、
エコカー補助金は9月末で終了、ここにきて円高や株安、あまり下半期にいい話がないように思える。
今の倒産件数の減少は・・・
「中小企業金融円滑化法」これによる効果が大きいと思う。
緊急保証制度の終了、
この影響が大きいであろう。
四国の基幹産業である建設業においても公共投資の減少が下半期に本格化すると思われ、
建設業の経営環境は厳しさを増すことは避けられないであろう。
補正予算はどうなるのか?
効果は見込めるのか???
私も調査会社と同じであるが、下半期の企業倒産は増加すると思う。
モラトリアムだけでは企業を救えない状況になっていると思う。
中小企業の社長さんは・・・・・
今から冬の準備を始めなければならない。
厳しい冬になることは間違いがない。
暖かい春が迎えられるように準備をしなければならない。
会社と従業員と家族を守るのは・・・
社長の大切な大切な仕事である。。。