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貝畑勝則

人にも建物にも優しい真の健康住宅をつくる一級建築士

貝畑勝則(かいはたかつのり) / 一級建築士

有限会社カイハタ建設/カイハタ建設一級建築士事務所

コラム

美味しい空気が溢れる家造り15|千葉市緑区|H S様邸 土台敷き

2013年4月26日 公開 / 2014年7月3日更新

テーマ:エアブレス住宅

コラムカテゴリ:住宅・建物



先週終了したHS様邸の基礎工事も十分に養生が完了!



次に土台の敷き込みに移ります! 言うまでもなく、土台も普通と違います!

基本的な土台敷きの順序

1 基礎天端に通りの墨(縦 横)をだしていく。
2 建物の四方に芯墨をだしそれぞれの対角寸法を確認する。
3 1の墨を頼りに土台にアンカー芯を出していく。
4 土台のアンカー芯をドリルで開ける
5 土台パッキンを敷いていく。
6 土台を敷いていく。
7 ピンを打ち込み緊結・・・完成


土台はもちろん、緊結金物により頑丈! 


高気密・高断熱に更に耐震構造が付いてますという感じかな!

さらには、上棟後には土台と基礎の隙間にもウレタンで気密断熱処理します。





上の土台図面(赤丸)と写真をご覧下さい・・・

見比べるとわかりますが斜めの所!・・・こんな感じで画を形にしていきます。


敷地の間口が狭く玄関ホールからの動線に考慮し斜め45°を採用しました!


結果的に各部屋を広く維持し効率的な動線ができ施主様に大変喜んで頂いております。





さて次の写真は上棟前日の様子・・・

足場を組み材料を搬入・荷揚げします。


HS邸は敷地に対する床面積が大きいので材料の置き場がありません!

写真の様に上空を利用し材料置き場を確保し、翌日の上棟に備えます。



写真の上部に見える引き上げ機(ウインチ)が分かるでしょうか?


この現場は建物が東西に大きく、東に電線・・・西は崖地で高低差3m・・・

更に南に新築住宅・・・、北側に新築工事中(基礎)・・・ 一杯一杯!

こんな諸事情で・・・通常で使用するクレーン車は使えない!



・・・と言うことでガーターリフト(ウインチ)の出番です!


まるでミニ工場の様な雰囲気!・・・準備万端! 明日が楽しみ!



国が推奨しているのになかなか真の健康住宅が反映されません・・・


少しずつですが「人にも建物にも優しい家造り」を目指します。


また緑区から新たなエアブレスの歴史が始まります!


純粋に嬉しいです。


☆★☆★☆ いつもご覧頂き有り難うございます ☆★☆★☆


この記事を書いたプロ

貝畑勝則

人にも建物にも優しい真の健康住宅をつくる一級建築士

貝畑勝則(有限会社カイハタ建設/カイハタ建設一級建築士事務所)

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