怖い先輩を分析することで「退職」か「続ける」べきかが分かる

職場の人間関係は、その職場で仕事を続けられるかどうかを大きく左右する重要な問題です。

特に、先輩保育士との関わりの中で、強くストレスを感じている方も多いと思います。

今回は、先輩保育士とのよくある悩みと、その対処方法について説明します。

怖い先輩は「仕事に真剣」「性格が難しい」どちらかの可能性

怖い先輩を冷静に分析してみましょう。

まず、怖い人は「仕事にプライドを持っているタイプ」と「単に性格が難しいタイプ」の2つに分かれます。

「仕事にプライドを持っているタイプ」は、いい加減な仕事が許せず、自分の思った通りに仕事をしない人間に対しては非常に心が狭くなります。

つまり、嫌いだから冷たくしているのではなく、単に仕事に一生懸命だからこそ、視野が狭くなり、他人を受け入れる事が出来ない状態に陥っていると思って下さい。

あなたに限らず、いい加減な仕事をしている人に対しては厳しい態度を取るので、見極めるのは比較的簡単でしょう。

厳しい口調であるけど言っていることは正しいと思えることが多いのも特徴の一つです。

ただし、あなたの頑張りが認められれば、その後は最高に頼れる存在になる可能性があります。

毎日怒られて萎縮してしまい、辛い思いをすると思いますが、頑張れば必ず認めてくれます。

怖いからといって黙ってしまうとやる気がないと捉えられてしまうので、こちらから保育で悩んでいることや疑問点等を話してみると、頑張っているように見えて好意的に捉えてくれます。

ただし、考えもせずにすぐに答えを聞こうとする姿勢に怒る事もあるため、分からないなりに自分で考えて捻り出した答えも添えて下さい。

次に、「単に性格が難しいタイプ」は、そのまま、性格が難しい人間です。

例えば、人間ミスはつきものですが、ミスした時にこぞって嫌味を言う人間がいますよね。

嫌味を言える人間は、相手をおとしめて、自分が優位に立っていると思い込むことでしか幸せになれないのです。

他人と比べることでしか幸せになれないのは哀れだと思いませんか。

もし嫌味を言われて気が滅入ったのであれば、レベルの低い人間が何か喚いているくらいに捉えてみてください。

また、このタイプの人間と関わる時は、「いつ、どんな状況で、私がこんなことを言ったら、〇〇さんにこんなことを言われた」というように、しっかりとメモ帳などに証拠を記録しておきましょう。

記録を残しておくことで、いざという時裁判の証拠として採用されることもあり得ます。

また、その記録を持って、主任や園長に相談してみるのが望ましいです。

その際に「このままでは続けられない。状況が改善しないなら、辞める。」とあなたの意思を伝えると良いでしょう。

もしそれでも、変化が期待できそうにないのであれば、その職場を辞めることを検討して下さい。

年度途中でも辞めなければいけない場合は？

保育士の間では、必ずと言っていいほど「年度途中に辞めることはご法度」という考え方が蔓延しています。

年度途中であることが気がかりで辞められない、でも食事が喉を通らない、眠れない等症状はありませんか。

それは、ストレス過多であることを体が表現している証拠です。

症状が出ているのに放置すると、精神を患い、自殺に繋がりかねません。

状況改善を要望したにも関わらず、改善せずにあなたが退職したとしても、それは全て管理者（経営者、運営者）の責任です。

自分のことを一番に考えて行動して良いのです。

職場が変われば人も変わります。

一歩踏み出して環境を変えてみませんか。

まとめ

・怖い先輩はタイプを見極める
・プライドが高いタイプには、積極的に仕事の話をして頑張る姿勢を見せる
・性格が難しいタイプには、内心で哀れに思いながら、受けた嫌がらせの記録を残しておく
・上司に相談しても改善しない場合は、退職を検討
・退職はいつしても良い

ほいくのおまもり
ほいくのおまもり転職版
LINEを友だち追加