空洞調査事例(その5)
今回はトンネルレーダ探査においてアーチ部および側壁部を横断方向に測定した場合のレーダー探査記録のご紹介です。
一般的なトンネルレーダ探査(覆工厚調査および空洞調査)の走査方向はトンネル軸方向と同方向に探査を行います。
その探査記録から異常反応(空洞)のある位置においてアーチに沿って横断方向に探査することにより空洞の大きさや分布を把握し補修工事の基礎資料を得ることが出来ます。
今回はその横断記録とその横断記録をトンネルアーチ形状に変換した時のサンプル例をご紹介いたします。
変換後の画像から空洞はスプリングライン(S.L)より上側に存在することや空洞イメージが把握できます。