Windows11未対応のPCへのインストールとメンテ方法

Windows11未対応PCをアップデートしてみました

2025年10月にWindows10のサポートが終了しましたが、世の中の4割ぐらいはまだWindows10なのではないであろうか。
当店にもWindows10のサポート終了のためのお問合せがたくさんありました。

既存のWindows10のPCをご利用中の場合、Windows11へのアップデートできるPCはCPUが8世代以降のPCなのですが、このCPUの制限含むいろいろなインストール条件のチェックを省いてインストールする方法がいくつかネット上でも紹介されておりますが、私も実際に以前から第5世代の自作PCをWindows11へアップデートして検証用のパソコンとして数ヶ月使っておりました。
アップデート方法は当社サイトでも紹介しております

特に問題なく利用できてますが大型アップデートは手動になります

結論から申し上げますとSSD+メモリが16GB以上のPCでは5世代のi5CPUでも普通に問題なく動作しております。動作速度に関してはWindows10の時とほとんど変わらない気がいたします。自分で使ってみて問題なさそうなので今回のサポート終了にあたり7世代や6世代のCPUで未対応となったPCをご利用中のお客様には以下の内容のもご案内した上でご了承いただいた方にはWindows11にアップデートする作業を実施しました。

問題はOSの大型アップデート

Windows11は年に一度秋ごろに大型のアップデートがあります。現在は25H2というのがそのバージョンなのですが正規対応PCでは自動でWindowsアップデートで自動で更新されますが未対応の機種の場合にはされません。その場合には公開されているWindows11のアップデート済の最新バージョンのISOデータ等をダウンロードして再度インストールが必要になります。再インストールといってもWindows10を11へアップデートしたように、多少時間はかかりますがデータやアプリはそのまま移行できます。

アップデートしたヴァージョンのOSは2年間サポートされるようなので24H2のWindows11をご利用中の方はまだ大丈夫ですが22H2や23H2などのOSヴァージョンの場合にはそろそろ更新が必要です。

買い替えがベスト選択かも

そんな面倒なことはしてられないという方はPCを素直に買い替えた方がいいでしょう。ご年配のお客様がよく「あと何年使えるかわからないからこのPCで我慢しようなか」とおっしゃるのですが「それならば新しいPCを調達して残された短い時間を快適に過ごした方がいいのではないですか」とお答えしています。
私もそんなに若くはない年代なので残された時間を責任ある積極的な財政出動で過ごしたいと思った次第です。