パソコン修理屋の豆知識さんのYoutubeチェンネルで見た「パソコン有償譲渡会の闇」がすごかった件
お茶の間にあるテレビの現状
先日、高齢のお得意様からサポートのご依頼がありました。
ルータが故障したので新しくルータを購入するから設置してほしいというご依頼でした。
早速訪問して設置しながら、お客様と話した雑談の中に「これが故障するとテレビでYoutubeも見られなくなるんだね。」
という会話がありました。「Youtube面白いね。飽きないんだよね。」とも言っておりました。
Youtubeというメディアはとかく若者利用が多いメディアと思いがちでしたが、徐々に高齢層にも確実に浸透していると感じました。
確かに最近売っているテレビには地上波やBS・CSだではなく、Youtubeやネットフィリックスが視聴できる機能が備わっている機種が多くなったので、PCやスマートフォンでの視聴だけではなくリビングにあるテレビでネットに接続して動画を見ている人は結構多いと思います。
これは何を意味しているかというと、視聴者が地上波放送を見る時間が減っているということです。
広告費用を分析すると確実に数字に現れています。2020年3月に電通が発表した「2019年 日本の広告費」の内訳を見ると2019年のネット広告費は2兆円を超え、1.8兆円のテレビ広告費用を抜いたと報道されてました。
ラジオはラジコで発展、テレビはどうなる?
テレビと同様の電波メディア「ラジオ」はどうでしょうか。音だけのシンプルなメディアですが、だからこそ生活の一部として聴いている人は多いことでしょう。
2014年4月にネット上で日本全国のラジオが聞けるradikoがエリアフリー聴取サービス「radiko.jpプレミアム」を始めました。これを知ったラジオ好きの私はとても嬉しかったことを思えております。ただ当時RABラジオはこのラジコにはまだ参加しておらずショックを受けたので、このマイベストプロ青森がBARさんの主催であると思い、「radiko.jpでRABラジオが聴きたい!」という内容を2014年6月7日のマイベストプロのコラムに執筆させていただきました。幸いその年の10月1日にRABラジオもラジコで聴けるようになり、それからはラジオはほとんどパソコンやスマートフォンで聴くようになりました。
あれから6年立ちました。今ではタイムフリーで過去1週の番組は聞き逃しても聴くことがでいるサービスも追加され、私にとってはますます生活に必要不可欠なサービスとなりました。ラジオを聴いているとローカル番組にも全国からリスナーの声が聞こえてきますし、ネットで動画配信も行っていたりと目で見るラジオの新たな楽しみも増えました。
車で聴くときも音の良いラジコで聴くことが多くなりましたし、全国のラジオ番組を聴くことも増えました。
ラジコによって音を伝えるシンプルなメディア「ラジオ」は現代テクノロジーと融合して独自に発展したという印象があります。
地上波テレビに期待するもの
地上波 はいらない?
私は最近日本の地上波メディアをあまり見なくなりました。Youtubeでいろいろな動画を見るようになって気がついたのですが、テレビで放送される情報はネットに比べてワンテンポ遅く、ネットで見た映像がしばらくしてニュースで放送されています。また各TV局の独自のバイアスがかかったり、スポンサー意向があるので正しい情報が報道されないことが多いと知りました。特にコロナ騒ぎの最近はどのTV局も感染者数をカウントするばかりで辟易してました。
ドラマやドキュメンタリなどの番組は後日ネット配信されるので、わざわざ時間を割いて放送時間にテレビにかじりつくということがなくなりました。
(ネットもビデオもなかった時代に眠いのを我慢して深夜番組を見るという時代が懐かしいものです。)
ネット上に無数に流れてくる情報には、SNS上で情報操作するための投稿やデマ情報も多くありますが、様々な角度から発信している人の情報に触れていると情報を精査して本質を見極める力も徐々についてきます。外国語がわからなくてもテクノロジーの力で海外メディアのサイトも読むことができるのでもっぱらネット上でニュースを知ることが多くなりました。Youtubeでは海外のニュースを独自に解説して毎日配信している方もおりますし、SNSでは真実が瞬時に流れて来ます。中国政府の報道は嘘だらけのプロパガンダということも知りました。日本の報道だけを見ていると伝わって来ないことばかりです。
それでも地上波にしかできないこと、地上波だからできることがあると思います。ラジコのようにネット上でも全国のTV番組が見れるとか、独占状態の地上波電波をもっと幅広い企業や個人が利用できる形態にするとか法的な改革も必要だと思いますが、現在のテクノロジーを活用すればもっと面白い地上波になると思います。今後の地上波に期待します。