経営承継で迷わないために。特性が解く後継者と創業者の深層
コンサルティングというと、分析やデータ、フレームワークを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし私は、理論やスキルだけでは人の可能性を引き出すことには限界があると考えています。その確信は、私自身の痛みと回復の体験から生まれたものです。
食品商社として独立した時期、思うように進まず心身に大きな負担がかかった時期がありました。そこで出会ったのが、心理カウンセリングと「特性」という考え方でした。
アメリカでは経営者に心理カウンセラーがサポートしているのが一般的だと知り、深く心理学に向き合うようになります。ある日、公園で息子が砂場遊びに夢中になる様子を見て子どもたちそれぞれに違う熱中の仕方があり、そこにその人らしさが表れると実感しました。この気づきが、特性マネジメントの原点です。
私が関わる組織では、社員が互いの特性を認め合い、「違って当たり前」という意識が根づいていくプロセスを丁寧に支えます。トップダウンでもボトムアップでもなく、互いが深く理解し合う共感的関係性を築くことが、有機的な組織へとつながると私は信じています。
会社名の「オンリーワンコンサルティング」には、一人一人が唯一の価値を持つという想いが込められています。特性を理解し、人と違って当たり前という意識が社会に浸透すれば、企業だけでなく社会全体がより良くなる。お互いを尊重し合い、心がつながる関係性の中で、それぞれが自分らしい働き方を実現できる社会に向けて、これからも全力で伴走していきます。


