広告のキャッチコピーにはベネフィットを。お客様はあなたの商品が欲しいわけじゃない!
中小零細企業、特に製造業を経営されている方、先行きがなかなか見えずにいる方は多いのではないでしょうか。
特に下請け仕事だけで仕事を回していた会社は親会社が不安定になってしまって、今後、今まで通り元に戻るのかどうか不安だと思います。
ですがこの時期だからこそ、今後を見据えて今やるべきことがあるはずですので、マーケティングの視点から少し考えてみようと思います。
中小零細企業はもっとネットを活用して世界に情報発信しよう
中小のBtoB企業、町工場のような小さな会社はやはりまだまだネットの活用ができていないところが多いように思います。
今、ZOOMでのオンライン会議や、家でパソコンを使っての在宅勤務もどんどん増えてますが、ネットの活用はそれだけではなく、やはりマーケティングの視点から考えると情報の発信が必要不可欠となっています。
特に製造業の場合、自社の製造しているものがどういうものなのかを世の中にどれだけ知られているのかということを考えたことがあるでしょうか。
車の部品や、電化製品の部品、製造ラインの中の機械、などなかなか一般にはなじみの薄いものなのかもしれませんが、もしかするとその作ったものが本来車の部品に使われるものだったとしても、違う用途として必要としているところがあるかもしれません。
また、日本だけでなく世界のどこかで必要としている人がいるかもしれません。
そういったことを考えたことがあるでしょうか。
それを実現できる力がネットにはあります。少し極端に聞こえる方もいるかもしれませんが、もうそういった世の中になっています。そしてどんどん加速していきます。
知ってもらう=マーケティング
5Gの登場などでそういったネットの活用はさらに進んでいく現状の中で、これをうまく利用しない手はありませんし、利用することでちゃんと生き残っていかなければいけません。
ネットの活用と聞いて難しいと感じる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
基本的な考え方としては知ってもらうということです。ネットという言葉はネットワーク、つまり「つながり」ということです。
ネットを使うことで全世界とつながることができるのです。この基本的な考えに立ち返って考えてみれば簡単なことです。
つまり、全世界に情報を発信して、自社のことを知ってもらったら、自社の製品やサービスや人材やもっと言えばアドバイスや言葉や気持ちなどの形のないものなどを必要としている人が見つかるかもしれません。
最強WEBマーケティング
では、その情報発信をどうやってやるのか。簡単です。自社のホームページやSNSなどで情報を発信し続けるだけです。
なんだ結局そんなことかと思ったかもしれません。でもそんなことなんです。そんなことなのにまだできていない会社が多い。つまりやるかやらないかの差があるだけで、その差は開いていきますし決定的なものになり得ます。
そしてその情報発信し続けるということが単純であり最強のマーケティングなんです。
自社の強みを分かっていない
そしてもう一つ、自社の強みを分かっていない会社が多いんです。
実はめちゃめちゃすごいことをやっているのに客観的な視点を持てないために当たり前のこととしてすましてきてしまっていて、実はそれを必要としている誰かがどこかで待っている可能性があるのです。
その可能性を顕在化させるためにも情報発信は必要なのです。
テクニックは?
実際にどうやってネットを使うのかというテクニックの部分はやはりありますが、これも単純で専門家に聞けばいいだけです。
私でもいいですし、世の中にネット専門家は山ほどいますので、誰かに聞けばわかります。問題はわかろうとする意志があるかどうかだけです。意志があれば技術は後からついてきます。
製造業向けのWEB活用術の本がありますので紹介しておきます。
私が読んだ中でも製造業、特に町工場のような会社に特化した数少ない本で、どのようにしてWEBを活用したらいいのかということがわかります。
『中小製造業のための儲かるWebブランディングの教科書/村上 肇 著』↓
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いかがでしょうか。今回は精神論的な内容になってしまったかもしれませんが。結構大事なことだと思いますので、この時期だからこそできることを考えてなんとか今後に
つなげていけたらと思います。