赤字でも融資を通す決算書:返済原資とDSCRを高める手順

居谷謙祐

居谷謙祐

テーマ:銀行取引の仕方

赤字でも「融資NG」と決めつける必要はありません。
銀行が見ているのは“黒字の見せ方”ではなく、返済原資が継続的に生まれる設計と月次の実行管理
です。

ポイントは
①運転資金の組み方(公庫=恒常運転の土台、民間=季節・短期の回転)
②KPIの可視化(在庫日数・DSO/DPO・EBITDA・DSCR)
③裏取り一直線(決算→月次→通帳→契約書)


この一本線が通れば、赤字局面でも金利・期間・枠の選択肢は広がります。
まずは90日で在庫・回収・返済段差をテコ入れし、12か月運用で実績を積み上げる、
それが「貸したくなる会社」への最短ルートです。

面談パック(決算・月次・資金繰り・借入一覧・受注根拠)を整え、必要額と返済原資のロジックを数字で語りましょう。

詳しい進め方やひな形は当社HPで解説しています。
プロフィールのリンクからご覧ください。

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居谷謙祐
専門家

居谷謙祐(資金調達・財務コンサルタント)

株式会社ライフクリエイト

専門用語を使わず、社長と同じ目線で「数字」と向き合うのがモットーです。 資金調達、決算書を解析した強みの発掘と弱みの補填など、数字の裏にある可能性を引き出します。

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