利益があっても銀行評価は下がる?嫌われる項目の改善ポイント3項目。
決算書は読めないけど経営してます——そんな社長に伝えたい3つのこと
「決算書なんて税理士に丸投げだよ」
「毎年とりあえず黒字って言われたら安心してる」
「そもそもあの書類、見てもよくわからないし…」
…はい、それ、実は全然珍しくありません。
数字に強くない社長なんて、星の数ほどいます。でも、それを放置したまま走り続けると、いつかどこかで息切れするのもまた事実なんです。
今回は、「数字が苦手でも何とか経営を続けてきた社長」にこそ読んでいただきたい、**決算書との“付き合い方”**について、3つの視点からお話しします。
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1. 「読めない」より「使ってない」ことの方が問題です
決算書が読めない。
…別に恥ずかしくないです。専門職じゃないし、慣れも必要ですから。
でも問題なのは、“わからないまま放置して、活用してないこと”。
例えば:
•利益が出てるのに、なぜかお金が足りない
•借入の返済がキツくなってきた
•粗利が下がってるのに気づかない
•売上は伸びてるのに、全然儲かってない
こういった“経営の違和感”、全部、決算書や月次試算表にちゃんと出てます。
でも、使わないと、当然それにも気づけない。
そして、対応も後手になる。
つまり、数字を「読めるか」じゃなくて「経営判断に使えているか」が、ほんとの勝負どころなんです。
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2. 決算書は「未来のヒント」が詰まった“過去の記録”
多くの社長が、決算書を「税務署に提出するだけの資料」だと思っています。
でも実際は、決算書は“未来”のためのツールです。
例えば:
•売上が上がったけど粗利率が下がってる → 単価が下がってる?仕入れが高騰してる?
•借入が増えて自己資本比率が悪化 → 融資戦略見直しのタイミングかも?
•売掛金が溜まってる → 回収に問題?資金繰り圧迫中?
こういった「兆候」は、PL(損益計算書)やBS(貸借対照表)を“読み解く”ことで見えてきます。
でも、「読み解く」って、別に自力じゃなくていいんです。
社長は“問い”を立てて、“数字に答えさせる”だけでOK。
その“問い”の立て方と“答えの見つけ方”は、僕らのような外部CFOの役目です。
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3. 社長ひとりで全部わかろうとしないでいい
「数字を知らないと経営者失格」と思ってる人、意外と多いんですが、それはちょっと違います。
大事なのは、「知らないことを、わかる人に相談できるかどうか」。
会社の現状、これからの打ち手、銀行との付き合い方、投資判断。
全部、決算書や月次試算表の中に材料は揃ってます。
でもそれを読み解いて「経営判断」に変換する人材がいなければ、数字はただの数字。
だから今、多くの中小企業が「外部CFO」という形で、“数字の翻訳者”をチームに加えているんです。
社員で雇えば800〜1200万円かかるCFO機能を、必要な時だけ、必要なだけ、外部の専門家に頼む。
これはもう、コストではなく「未来のための投資」です。
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最後に:数字と向き合うことで、会社は変わる
「決算書なんて見たって分からない」
「うちの税理士が何とかしてくれるだろう」
——そう思っている間は、会社の経営は“場当たり的”になりがちです。
でも一歩踏み込んで、数字と向き合い、判断材料に変えていくことができれば、経営は一段上のフェーズへと進んでいきます。
そしてそれは、社長ひとりで抱える必要なんてありません。
僕らのような外部パートナーと一緒に、数字を“味方”につける経営を、ぜひ始めてみてください。
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