平成27年度補正 ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金(予算案)/愛知・名古屋
3月に入り、少し暖かくなりはじめ、春をやっと感じることのできる季節となりました。
2月5日より公募が開始された「平成27年度補正ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」。当社でも、お問い合わせやご相談、お申込みを多数いただいております。
公募締切りまで約1ヵ月となり、申請をご検討されている方は、事業計画書の作成等、今まさに準備をされている頃ではないでしょうか?
そこで、今日は申請に向け、「採択されるコツ!」についてまとめてみました。
採択される事業計画書作成のコツ!「ものづくり補助金」
申請書のみで審査されるため、限られた紙面の中で、どうやって自社をアピールしていくのか?がポイントとなります。
①【公募要領に記載されている審査の基準となる審査項目を一つ一つ押さえる】
審査は審査基準に従って審査されます。公募要領(P.22、23)に、審査員が実際にチェックするポイントである「審査項目」が明記されていますので、その審査基準に合うように、審査項目に一つ一つ答えるよう盛り込んで書類作成をします。
さらに、賃上げ、海外展開、経営革新計画、小規模事業者については、加点となる項目ですので、当てはまる場合には、詳細を記入し、確実に加点されるようにしていくことも大きなポイントです。
②【事業者のやる気を書類で伝える(どのように他社と差別化し、競争力を強化するのか)】
「革新的」なサービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等が補助金の目的であり、対象となるので、どのように他社と差別化し、競争力を強化するのかをしっかりと記入し、「革新的」に魅せることが重要です。
③【文章だけでなく、図や写真を使って分かりやすく表現する】
審査は、外部有識者等により構成される採択審査委員会にて行われます。補助金を申請する企業の分野は幅広いため、審査員が事業分野をよく知らない可能性があります。事業計画書に専門用語や業界用語を沢山入れてしまうと、審査員が内容をよく理解できず、評価が低くなってしまうこともあるようです。
少し大げさかもしれませんが、中学生が読んでも分かるような文章で、かつ、分かりやすく記入していくことがポイントです。
図や写真を使っていくと、より読みやすい事業計画書となります。
④【ストーリーをしっかりと組み立てる】
「補助金を使って事業を行うことで、自社の保有する技術やノウハウなどの強みが強化される」ということを最大限にアピールできるようにストーリーを組み立てます。その際の根拠として、実際の市場や顧客の声・ニーズ、公的な統計などの業界や市場の分析、技術的課題を定量的に分析したもの、取引先の固有名詞等を具体的に記載するなどを盛り込んでいくと、より説得力のある事業計画書となります。
⑤【地域社会への貢献が見込まれる事業である】
「地域経済と雇用の支援につながることが期待できる計画であるか」という審査項目もあります。その事業が地域社会への貢献につながる事業であることを記入することもポイントです。
さらに、プラスαのコツ!として、
【「採択後のことも考えた事業計画書を作成する」】ことも重要なポイントです。
採択後は、決められた形式にて書類を作成していく必要があります。採択後に一から書類を作らなくても済むような事業計画書の構成にしておくと、採択後の負担を減らすこともできます。
以上が、採択される事業計画書の主なコツです。
とはいえ、実際には、自分で事業計画書を作成するのは、膨大な時間も手間もかかり大変な作業になります。申請書の作成については、実績のある当社に任せ、このコラムを読んで頂いた方ご自身の事業にこれまで通り大切な時間を使って下さい。ご自身の事業があるからこその補助金です。
「平成27年度補正 ものづくり補助金」申請サポート
当社では、「平成27年度補正ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」の申請サポートを行っています。
ご検討中の方や興味のある方は、出来る限りお早目にご相談下さい。お待ちしております。
【「平成27年度補正 ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」申請サポート 専用サイト】
http://www.shikin-choutatsu-support.com/monodukuri/
「平成27年度補正 ものづくり補助金」連載コラム
平成27年12月21日、平成28年1月14日、2月5日に記載したコラムについても、ご覧になってください。
【マイベストプロ愛知/コラム】
『平成27年度補正 ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金(予算案)/愛知・名古屋』
http://mbp-japan.com/aichi/ks-bc/column/3138/
『平成27年度補正 ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金(事前予告)/愛知・名古屋』
http://mbp-japan.com/aichi/ks-bc/column/3182/
『平成27年度補正 ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金(公募開始)/愛知・名古屋』
http://mbp-japan.com/aichi/ks-bc/column/3236/
株式会社KSビジネスコンサルティング
代表取締役 鈴木 謙彰
(中小企業診断士/社会保険労務士)
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[「平成27年度補正 ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金」申請サポート 専用サイト]
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