汚部屋・ゴミ屋敷にしてしまう人の特徴とパターン
『どうしてゴミ屋敷になってしまうのだろう?心理状態がわからない。』
こう思う方は多いのではないでしょうか?
異常なまでに家にゴミを収集して出来てしまうゴミ屋敷は、常にご自宅を綺麗にされている方から見ると理解に苦しむものかもしれません。
社会問題にまで発展し、一時はメディアで頻繁に報道されましたが、ゴミ屋敷は特別なものではなく、あなたのまわりにも存在しています。
実は、なんと日本の物件の1割がゴミ屋敷化しているとも言われているのです。
ゴミ屋敷は心の状態と深くつながっており、心が満たされていない場合に起こる表面的な現象での一つとも言われております。
心の状態が不安定な時というのは、誰もが経験していると思います。
つらいとき、悲しいとき、私たちは多くの人に支えられて、その大きな壁を乗り越えることができます。
しかしながら、心が不安定な時期に重圧が過剰にかかりすぎてしまったら?ゴミ屋敷にしてしまう方は、深刻な精神病の方ではなく、むしろごく普通の方である割合が圧倒的に多いのが現状です。
つらいとき、自己防衛をしようと働いた本能が、少し通常とは違う行動を自分にとらせてしまった結果が、ゴミ屋敷ということなのです。
ゴミ屋敷というと重大な精神病をわずらっているのではないかとつい思ってしまいがちですが、身近なお話だということはお伝えできたでしょうか。
もちろんここで記載した内容が全てというわけではありません。
ゴミ屋敷に住んでいる方々はゴミをゴミだと思っていない場合も多いのです。
それはぽっかり空いてしまった心の穴を埋めるための“思い出”なのかもしれません。
なかなか業者にも恥ずかしくて相談しにくいと思いますが、勇気を出してみませんか?
先日も犬の多頭飼いで糞尿が酷い汚部屋になった方の2LDKのお部屋を丸ごと清掃させていただきました。
女性のお客様は、恥ずかしい思いからお顔を一度も会わせず作業をさせて頂く事がありますが、この案件もお顔を一度も拝見できませんでした。
しかしながら、LINEで作業終了報告としてアフター写真をお送りし暫くすると、そのお客様よりお電話を頂きました。
「今、部屋を見てきたらすごく綺麗になっていてうれしかったです!! 本当に、本当にありがとうございました。本当ならお顔を合わせて御礼をいうところですが、どうしてもお礼が言いたくてお電話しました。明日から久しぶりに部屋に帰るのが憂鬱ではなくなります。」という嬉しいお言葉でした。
その人の心に出来てしまった壁を取り除くのは、容易なことでありませんが、私たちは清掃を通じて皆様の心も綺麗にできると信じて仕事をしています。
何かあれば、いつでもこころテラス東海ご相談ください。見積は無料です。