新型コロナウイルス緊急事態宣言下での介護保険事業
いよいよ4月1日から介護報酬改定によるあらたな料金設定に変わります。それに伴い、弊社デイサービスでもご利用者様やケアマネジャー様、地域包括支援センター様にご利用料金等のご案内をさせて頂いています。新型コロナウイルス感染対応、科学的介護の推進など介護報酬の引き上げを国は前面に打ち出していますが、新たに取得する加算、なくなってしまった加算のプラスマイナス及び職員の手間暇を考えると弊社のような地域密着で小回りのきくデイサービスにとっては実質マイナス改定ではないか?という印象さえ持ってしまいます。とはいえ、気持ちまで後ろ向きになるわけにはいきません。
福寿想リハビリデイサービス、福寿想稲沢リハビリデイサービスでは、基本報酬に個別機能訓練加算(Ⅰ)ロ85単位/日、個別機能訓練加算(Ⅱ)20単位/月、口腔・栄養スクリーニング加算(Ⅰ)20単位/6ヶ月に1回、稲沢に関しては入浴加算(Ⅱ)55単位を取得する予定です。また体制や条件が整い次第、科学的介護推進体制加算40単位/月、ADL維持等加算についても取得していきたいと考えています。
今回の改定の大きな柱である「介護サービスの質の評価と科学的介護の取り組みの推進」は、デイサービス利用者の基本データ(日常生活動作の値、栄養状態、口腔機能、認知症の状態など)を厚労省に提出し、データ活用してサービスの質を上げるという目的を持っています。また、口腔衛生と栄養管理についても自立支援や重度化防止のため取り組みの強化を国は推進しています。
そうした国の狙いを事業者である私たちもしっかり受け止め、国と同じ目標・志を持って、デイサービス運営に取り組んでいきたいと思います。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00034.html