STEP0 問題解決手法とは?【事例】パン屋のケースから学ぶ「見せかけの解決」とAIの役割
「課題が複雑すぎて、どこから手をつければいいかわからない」
「会議で議論が堂々巡りになり、問題の本質が見えなくなる」
これは現場でよく聞く悩みです。
その解決の入り口になるのが、ロジックツリーです。
ロジックツリーとは?
ロジックツリーとは、問題を「分解」しながら構造的に整理するフレームワークです。
大きな課題を枝分かれさせながら細分化していくことで、見落としを防ぎ、議論を論理的に進めることができます。
代表的なものに次の3種類があります。
- Whatツリー:問題を構成要素に分けて把握する
- Whyツリー:原因を深掘りして真因を突き止める
- Howツリー:解決策を具体的に展開する
ロジックツリーは、まさに問題解決の「地図」と言える存在です。
AIが加える展開方法
従来はホワイトボードや紙に手書きでツリーを描いていました。
しかしAIを活用すれば、ロジックツリーの展開が大きく変わります。
- スピード展開:AIに「この問題をWhatツリーで分解して」と依頼すれば瞬時に複数案を提示
- 視点の多様性:人間が思いつかない切り口を補完
- 更新の容易さ:状況変化に応じてAIがツリーを再構築
こうすることで、従来は数時間かかった議論の整理が、数分で進むことも珍しくありません。
ケース紹介:営業部門でのロジックツリー活用
ある企業の営業部門では「売上が伸びない」というテーマで会議が開かれました。
従来は「営業力不足では?」「新規顧客開拓が弱いのでは?」といった抽象的な意見が飛び交うばかり。
そこでAIに「売上不振の要因をWhatツリーで分解して」と入力したところ、
- 既存顧客の離反
- 新規顧客開拓不足
- 商品ラインナップの競争力低下
- 市場環境変化への対応遅れ
といった整理が瞬時に提示されました。
議論は「どこに優先的に手を打つか」に集中し、結果として「既存顧客の離反防止」が第一優先と合意できたのです。
実践の第一歩:AIでロジックツリーを作る
- AIに「What/Why/Howツリーを作って」と依頼する
- 提示されたツリーをそのまま採用せず、チームで検証・修正する
- 完成したツリーを会議の議事録やナレッジとして残す
これだけでも議論の効率と質が大きく変わります。
まとめ:AIで広がるロジックツリーの可能性
- ロジックツリーは問題解決の「地図」
- AIを活用すれば展開のスピードと多様性が格段に向上
- 人間は「妥当性の検証」と「意思決定」に集中できる

AI時代の問題解決メソッド(6/50)
次回予告
問題解決手法とは?【事例】パン屋のケースから学ぶ「見せかけの解決」とAIの役割
問題の定義が甘ければ、解決は迷走します。AIをどのようにツールとして使えるのか、具体的に解説していきます。
実際に職場で「問題をどう定義するか」に悩んでいる方は、ぜひご相談ください。



