板金職人として半世紀。屋根工事・雨漏り修繕の専門家として地域に貢献（3/3）

内装工事も手掛けることで、住宅の内と外の困り事に応えていくことが目標

　住宅の屋根をはじめ、外壁や雨どいは直射日光や風雨にさらされているため、年月を経るごとに劣化していきます。
　「しかし、大切なわが家の状態をきちんと把握している方はほとんどいらっしゃいません。実際に雨漏りが発生して初めて、破損や老朽化に気付くケースが大半なんです」

　望月さんのもとでは、ダメージを少しでも抑えるために、相談を受けてから着工するまで可能な限り迅速に進めることを心掛けています。また、顧客の不安をやわらげるため、税別10万円を超える施工に関しては施工保証書を発行。万が一トラブルが発生した際は即座に駆け付け、無償で対処しています。

　「おかげさまで、今では途切れることなくご依頼をいただいています。長年、山梨県を拠点に地道に活動してきた成果が表れているようで、非常にうれしく、ありがたく思います」

　感謝を述べつつも、現状に甘んじることなくさらなる飛躍を志す望月さん。今後は、内装工事を手掛ける人材を確保していきたいと考えています。
　「家の外だけでなく、内側の困りごとにも応えられる体制を整えていく予定です。私どもの事業を通じて、地域のみなさんの快適な暮らしづくりに貢献していくことが目標です」

　一つのことを半世紀以上続けるのは、並大抵のことではありません。望月さんの歩んできた道も決して平坦ではありませんでした。
　「仕事に対して常に真摯であること、そして確かな技術を提供すること。この姿勢を次世代につないでいきたい」と語ります。

（取材年月：2022年7月）

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