三月の誕生石
今月の誕生石のオパールの印象は、どちらかというと大人の宝石。
お母様やお祖母様の頃から、ジュエリーの素材としてよく使われていました。
言わば、老舗の宝石です。
ご紹介しているオパールは、オーストラリアが主な産地のブラックオパールです。
青、グレー、黒の地色に、赤、緑、青などの色を含んでいます。
見る角度、光りの当たる角度により様々な表情を見せてくれます。
この角度により、中に含まれている色が浮かび上がり、輝くのが遊色効果と呼ばれています。
この遊色が、はっきりすればするほど、
色味が多ければ多いほど(特に赤い色の発色が大切です)
高価なオパールになるわけです。
今日のブラックオパールのペンダントは、やはりその深い色合いが特徴です。
この石は、地色が濃い群青色です。
この角度で見ていただくと、紺色のオパールです。
少し角度を変えて、見ていただくと緑の遊色効果が表面に出てきます。
画像ではわかりにくいかもしれませんが、向かって右半分が緑色に大変身。
群青色の地色とのコントラストが綺麗です。
石そのものの魅力が大きいので、デザインはシンプルにダイアモンドのみにしました。
遊色効果は、実際見ていただくのが一番です。
是非、見にいらしてください。