三月の誕生石
エメラルドの原石です。
いわば、まだ手付かずの赤ちゃんみたいなものです。
でもしっかりと緑色の部分が輝いているのが見えます。
この原石から、エメラルドの部分を効率よく切り取り、
研磨して、ジュエリーになるようにカットしていきます。
原石が自ら声を出して、居場所を教えてくれるわけではないので、
こういった原石をエメラルド鉱山から
気の遠くなるほど地表を、注意深く掘り進んでいくわけです
主な産地はコロンビアやブラジル、アフガニスタンです。
紀元前40000年頃のバビロニアで使われているのが記録に残る最も古いものだそうです。
この原石の大きさは、丁度30CM位。ブラジル産です。
そして、エメラルドの結晶が部分的に見えます。
置いておくだけでも、なんとなくリッチな気分。
ここまで緑色が濃く、地表に現れるまで、
いったいどの位の時間を経てきたのかと思うと、ジュエリーがいかに貴重か良くわかります。
だからこそ心惹かれるのかもしれません。