これであなたもヒスイ通。

篠原裕堅

篠原裕堅

翡翠は、白から緑、薄紫と様々な色あいがあります。
ただ、緑のヒスイが最も有名で、最もジュエリーに加工されているのでではないかと
思います。


サンゴもそうですが、まだ着物を着ることが日常生活に根ざしていた頃、
お祖母様の帯止めや、かんざしで見かけた方も多いのではないでしょうか?

緑のヒスイの良い条件は、まず色味がこっくりとした色むらのない
お濃茶のような緑であることです。
しかも照りがあり、表面が滑らかであることです。






ラヴェンダーヒスイはその名前の通り、お花のラヴェンダーに色が似ているのが名前の由来です。
美しい薄紫の藤色です。






大きさは緑のヒスイの100倍ほどの大きさで、108ctあります。
ただヒスイはキャラットでいうことがあまりなかった石ですが、私共は鑑別をするとき
必ずキャラットを測ります。

かなり大きいほうの部類に入ると思いますが、
この2つのヒスイ、値段的にはそう変わらないのです。

ラヴェンダーヒスイ(もちろんこの石に限ってですが)は濃いところと淡いところがあり、
後ろ側には、少し茶色い部分が見えます。
この大きさがこのヒスイの魅力になっています。


ジュエリーの種類、(リングにするか、ブローチにするか等々)や
着ける方の背の高さや雰囲気によって
大きな石を使用するか、小さくて高価なものにするか決めていきます。


不思議なもので、実物をみると
どの石が自分にとって相性がいいのか、すぐわかる時があります。
どうぞ、見にいらしてください。


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篠原裕堅
専門家

篠原裕堅(ジュエリーデザイナー)

ジュエリーコンシェルジュ=篠原貿易(株)

カラーアナリストの知識と豊富な経験を活かし、お客様とジュエリーの”色”と”デザイン”を分析します。一人一人のお客様に似合うジュエリーを選ぶスペシャリストです。リフォームもお任せ頂けます。

篠原裕堅プロは山梨日日新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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