子ども食堂「みんなのアソビバ」を開催しました!(2024.09.22)
こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で学校以外の学びの場として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって42歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子どもたちと関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
職場体験プログラム「おとな学」(東京サマーランド編)
みんなのおうちでは「おとな学」という職場体験プログラムを実施しています。みんなのおうちのキャッチフレーズは「生きるを学ぶ!」生きていく上で不可欠なのは働くこと。そこで、子どもたちに今のうちから働くことの意義や仕事の種類、職場の雰囲気などを知ってほしい。そして、大人になることへの希望を持ち、将来的に自己決定できる人生へと繋げていきたいとの主旨からこのプログラムを実施することになりました。
6回目となる今回はスペシャルバージョン!東京都あきる野市にある関東屈指の巨大ウォーターパーク「東京サマーランド」を訪問してきました!サマーランドはみんなのおうちにとって縁が深い場所で、これまでにも幾多のエピソードがあるのです。こうしたご縁から、今回はシーズンオフで閉園となっている中、特別にその裏側を見せていただけることになりました。
東京サマーサンドに行こう!〜企画編〜
東京サマーランドに行こう!〜就労編〜
東京サマーランドに行こう!〜実現編〜
東京サマーランドの奇跡
いつも沢山の人で混み合っているサマーランドですが、今回は誰もいません。見慣れた景色が違って見える不思議な感覚に包まれながら、屋外プールエリアへと歩を進めました。
屋外プールエリアに着くと、まずは職業体験。流れるプールで使用する浮き輪の空気を抜いて収納する作業のお手伝いをさせていただきました。いつも大変な浮き輪の空気抜きも、ある道具を使用することで簡単に行えます。おかげで子どもたちもスムーズに作業を進めることが出来ました。
その後はサマーランドに関するクイズタイム。子どもたちが関心を持ちそうな内容について3択形式でクイズを出していただきました。東京サマーランドの敷地は東京ドーム100個分もあることや、流れるプールに使用する水の量が4,400tもあること、その水を満タンにするのに一週間も要すること、ハイシーズンの入場者数などを知って、子どもたちは感嘆の声を挙げていました。
それから、この夏最も印象的だった激流プールの「モンスターストリーム」に移動。夏の思い出を振り返りながら、様々な質問が飛び交っていました。「モンスターストリーム」の激流の構造を聞いたり、オープン直後のハプニング話などここでしか聞けない話ばかり。楽しくて学び深い、何とも贅沢な時間となりました。
最後にスタッフの皆さんから「この仕事の一番楽しいところ」をお聞かせいただいて今回のプログラムは終了。サマーランドの仕事は、プールを監視することや施設を安全に維持することではない。来場された方の一生の思い出を創ることなんだと実感した時間となりました。今日の体験も子どもたちにとって一生の思い出となることでしょう。サマーランドの裏側を知り、スタッフの方とも仲良くなった彼らは、さらにサマーランドへの愛着が増したようです。「来年もまた絶対に来ようね!」そう誓いながらサマーランドを後にしたのでした。
この時間が子どもたちにとって仕事の意義を考える契機となれば本望です。東京サマーランドさんには業務時間中であるにも関わらず、このように貴重な時間を割いていただき心より感謝申し上げます。何よりスタッフの皆さんが仲良く、楽しそうにお仕事をされている姿が印象的でした!
東京サマーランドHP
この「おとな学」は月に1,2度のペースで開催しています。色々な職場を訪問して、仕事の意義を学び、働くことの素晴らしさや大人になることへの希望を持てるような時間にしていきたいと思っています。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
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