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魂の授業 第27回「人生は◯◯次第!」

中西紀説

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テーマ:魂の授業

こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!

私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。

私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。

そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。

魂の授業 第27回「人生は◯◯次第!」



今日は毎月恒例の「魂の授業」を開催しました!
この授業は、子ども達に生きていく上で本当に大切なことを伝えたい。そして『生きる力』を身につけてほしい。そんな想いで始めました。学校では決して学ぶことの出来ない、心豊かに生きるために必要な智慧。それは私がこれまでの人生を通して実感したことがベースとなっています。「授業」と謳っていますが、先生と生徒という主従関係もなければ、大人と子どもという上下関係もありません。あるのは、人間対人間という対等な関係のみ。一人の人間が本気で伝えたいことを語り、一人の人間として本気でそれを聴く。考えなくていい。理解しようとしなくていい。感じてほしい。お互いの心と心が共鳴し合い、魂が震えるような時間にしたいとの想いから「魂の授業」と名付けたのです。

27回目となる今回のテーマは「人生は◯◯次第!」
人生はあることで決まります。それ次第でどうにでもなるのです。皆さんは◯◯に入る言葉が何か分かりますか?

それは「覚悟」です。

人生は覚悟次第で決まるのです!覚悟とは、定めること。心の底から定めること。不退転の決意をすることです。人間とは不思議なもので、覚悟を決めてしまうとそれに必要な能力が湧いてくるようになるのです。逆に覚悟を決めない限り能力が湧いてくることはありません。覚悟次第で人間は何でも出来るようになるのです。現に私がそうでした。私が覚悟を決めたのは2016年のこと。それから8年で私の人生は劇的に変わったのです。かつての自分からは想像も出来ないようなことが出来るようになりました。8年前の自分が今の自分を見たら、そのあまりの変わりように驚愕することでしょう。それほどまでに覚悟は人の能力の源泉となり、人生を変えてしまう力があるのです。

それでは、覚悟を決めるにはどうしたら良いのでしょうか?どうすれば覚悟を決めることが出来るのでしょう?物質至上主義で消費文明社会である現代は、お金・家・車・装飾品・洋服・食べ物といったモノに価値があるとされ、いかにモノを消費出来るかが豊かさの象徴であると信じ込まされています。本当は価値のないものに価値があると思わされています。覚悟を決めて生きることが極めて困難な時代となりました。こんな現代を生きながら覚悟を決める方法はただ一つしかありません。それは、読書です。読書を通して、過去に覚悟を決めて生きた方々の魂に触れることしか方法はなくなってしまったのです。子ども達や読書初心者に特にお勧めなのは伝記や歴史文学。何故なら、それらは覚悟を決めて生きた先達方の生き様が題材となっているからです。伝記や歴史文学を読んで、過去の偉大な魂に触れ、それを続けることで覚悟を決めて生きることが出来るようになっていく。だから「みんなのおうち」では伝記の授業を取り入れているのです。知識を得るためや感想文を書くための読書はつまらない。覚えていてほしい。本は知識を得るために読むのではなく、覚悟を決めるために読むのだということを。



この授業が、子ども達の幸せな人生の一助となれば幸いです。

本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。

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中西紀説
専門家

中西紀説(フリースクールの運営)

一般社団法人ワンオブハート

発達障がいがあるわが子と自身の不登校経験から得た多くの気づきをもとに、体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営。子どもの心に寄り添って自己肯定感を育み、主体性を引き出す学びの場を提供。

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