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中西紀説プロは山梨日日新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

大人が夢を語ろう!

中西紀説

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テーマ:思想

こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!

私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。

私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。

そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。

大人が夢を語ろう!!



私は月に一度、大人が夢を語る場として「ゆめのカタリバ」というイベントを開催しています。今日はこのイベントに対する想いを綴ります。

私達は子どもの頃、何の疑いもなく夢を抱いていました。「将来はこうなりたい!」「こんな人になりたい!」「こんな風に生きていきたい!」自分の中にある無限の可能性を信じて、ワクワクした思いで夢を語っていたものです。ところが、年齢を重ねて大人に近づくにつれ、私達は夢を語らなくなってしまいます。「何がしたいか?」よりも「何が出来るか?」を考えるようになってしまって、本音を語らなくなってしまうのです。そして気が付けば、自分が本当に何がしたかったのかすら分からなくなってしまう。これは本当にもったいないと思うのです!たった一度の人生。幾つになっても夢や希望を持って生きていきたいじゃないですか!

そこで、このイベントを始めることにしたのです。出来るか出来ないかではなく、自分は何が好きで何をやりたいのか。何を大事にして、どう生きたいのか。大切なことは出来るか否かではなく、どう在りたいのかではないかと思うのです。私は不登校という言葉のない社会を実現したいと思っています。そのために学校以外の選択肢が認知されるよう活動を続けています。出来るとか出来ないとかではなく、私はそのように生き、そうのように在りたいから。それが私の本音だから。大人になった今、私達にはもう一度、あの頃のように目を輝かせて本音を語る場が必要なのではないかと思うのです!

「今の子ども達には覇気がない」「今の子ども達は目が死んでいる」「今の子ども達には夢がない」そんな言葉を耳にしますが、私達大人はどうなのでしょうか?私達は彼らの手本となれているのでしょうか?大人が本音で夢や想いを語り合う。大人がキラキラと目を輝かせながら夢を語る。大人が楽しそうに生きる。そんな姿こそが次の時代を生きる子ども達の希望になるのではないかと思うのです。

「ゆめのカタリバ」は2023年5月からスタートして、今月で17回目を迎えます。毎回ゲストスピーカーをお迎えして、プレゼンをして頂いた後は歓談タイム。アルコールを飲みながら参加者全員で本音を語り合います。この時間は年齢・性別・職業・役職・経歴など一切関係ありません。人間対人間として対等な立場での関わりを大事にしています。また、広さよりも深さを追求するため定員は12名。1つのテーブルに収まる人数だからこその一体感にこだわっています。毎回、初参加の方がいらっしゃいますし、初対面となる方もお見えになるのですが、対等な立場で本音を語り合うとすぐに仲良くなれるので不思議なものですね。

「ゆめのカタリバ」のキャッチフレーズは2つ。
『青春とは人生のある期間でなく心のあり方を言うのだ』
『夢を語ることに遠慮はいらない!』



今月は既に定員に達しているのですが、10月は20日(日)の17時から、11月は23日(土)の18時、12月は14日(土)の18時から、体験型フリースクールみんなのおうち(山梨県南アルプス市)にて開催します。もし、ご興味のある方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。一緒に夢を語りましょう!!

本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。

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中西紀説
専門家

中西紀説(フリースクールの運営)

一般社団法人ワンオブハート

発達障がいがあるわが子と自身の不登校経験から得た多くの気づきをもとに、体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営。子どもの心に寄り添って自己肯定感を育み、主体性を引き出す学びの場を提供。

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