東京サマーランドに行こう！〜企画編〜

こんにちは！
中西紀説（なかにしのりつぐ）と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい！

私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。

私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。

そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。

東京サマーランドに行こう！〜企画編〜



みんなのおうちは子ども達が主体の場です。子ども達の主体性を育むため、私達大人はあくまでもサポート役に徹しています。月のスケジュール（グループ活動の内容やクッキングのメニューなど）も子ども達が中心となった予定決め（ミーティング）で決めることになっています。先日はその予定決めを行いました。来月にやりたいことを募っていた時に、ある子が「東京サマーランドに行きたい！」と言い出しました。「サマーランドって何？」と言っていた子達も、その場でYouTubeを確認。予定決めのミーティングは興奮のるつぼと化し、満場一致で採択されたのでした。

東京サマーランドとは？
東京都あきる野市にある遊園地。日本最大級の流れるプールや天候を気にせず遊べるドーム内プールなど、多彩なウォーターアトラクションが中心。 季節や天候を問わずにプールが楽しめるアドベンチャードーム（屋内プール）と、解放感たっぷりの流れるプールやスケールの大きいウォータースライダーが楽しめる アドベンチャーラグーン（屋外プール）の2つのプールエリアがあり、更には遊園地まであって、プールと遊園地の両方を兼ね備えたアミューズメント施設となっています。



ところが、ここで問題になったのが費用のこと。サマーランドに行くには、一体いくら掛かるのか？子ども達のリサーチが始まりました。子ども達が調べたところによると、子ども9名・大人3名で行くとして48,720円が必要なことが分かりました。
・入園料　34,200円（子ども2,600円×9人、大人3,600×3人）
・高速料金　11,520円（2,880円×4）
・駐車場代　 3,000円（1,500円×2台）
・合　計　48,720円

ここから現在のプール金である13,800円を引くと、残りが34,920円。子ども一人につき3,880円が必要となります。さて、これをどこから捻出するのか？ミーティングも佳境に入ってきました。「喫茶店や駄菓子屋をやった時の売り上げを使おう！」「でもそれだと次の仕入れが出来なくなっちゃうよ？」「あぁ、そっかぁ。。。」「来月のクッキングは全部もやし炒めにしよう！」「それは絶対イヤ！」予定決めが始まってかなりの時間が経過しましたが、子ども達は熱心に議論を続けています。みんなの集中が少し切れてきたように見受けられると、リーダー格の子が「みんなでサマーランドに行った時の様子をイメージしてみよう！めっちゃワクワクするじゃん！」と言って鼓舞します。結局、費用捻出法についての妙案は浮かばず、「みんな各家庭でお手伝いをしてお金を貯めておくこと」を確認して、この件については継続審議することになりました。

果たして無事、サマーランドに行けるのか？出来ればみんなの要望を叶えてあげたいものです。一体このあとどうなってしまうのか！？（ガチンコ風に）

続きはまたお知らせします。



本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。