大人が夢を語ろう!
こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
あなたは何をしている人ですか?
突然ですが、あなたは何をしている人ですか?
そう問われたら何と答えますか?ちなみにこれは職業を聞いているのではありません。職業や役割も手段に過ぎないからです。ここで問うているのは「その職業や役割を通して何をしているのか?」ということです。
私の場合は、探求しています。私は探求している人なのです。フリースクールの運営という仕事を通して、道なきところに道を創るための探求をしています。「何故それをしているのか?」と問われたら、「この先に通ずる立派な幹線道路があるのですが、道はこれしかないのです。実はこの道を通れなくて困っている人が沢山います。そのような人達は先に進めなくて困っているのです。そこで、もう一本別な道を創れば、あの幹線道路を通れない人達が助かるかなと思って。」と答えます。ところが、山梨という土地勘も無ければ知り合いもいない場所で道を創るのは想像以上に困難なことでした。スコップ一つで必死に作業をしていても、どっちに進めば良いのか分からないし、そもそも先に進んでいるかどうかも分からない。それでも懸命に作業を続けていると、私の姿に興味を持った方が近づいてきて「何をしているの?」と尋ねてきます。そんな方に「ここに道を創りたいのです。あの幹線道路とは別のもう一本の道が必要だと思うから。」そう答えると、「面白そうだね!手伝うよ!」そう言ってスコップを手にした人達が集まってきてくれて、今ではそんな方々と一緒に作業をしている。そんな感覚です。要するに、誰もやったことがないことをしたいのです!これは私の性分みたいなもの。だからこうして探求を続けているのでしょう。
私達には職業や役割のように日々やるべきことがあります。それをやることが目的のように感じている方もいらっしゃるかと思いますが、それらはあくまでも手段に過ぎません。「それらを通して何をしているのか?」それこそが目的なのです。手段と目的をはき違えてしまうと、思考停止になってしまいます。ただそれをやるだけになってしまいます。仕事は目的ではありません。あくまでも手段なのです。「その仕事を通して、あなたは何をしているのですか?」「あなたは誰ですか?」この問いにどう答えますか?よろしければ考えてみて下さい。これまで気付かなかったあなたの本質が見えてくることでしょう。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。