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中西紀説プロは山梨日日新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

お米作りプロジェクト始動!

中西紀説

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テーマ:みんなのおうち

こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!

私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。

私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。

そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。

お米作りプロジェクト始動!

みんなのおうちでは、本日から「お米作りプロジェクト」が始まりました!
長田米穀店さんとKEIPE株式会社さんとのコラボにより実現したこのプロジェクトは、子ども達がお米作りの工程に携わることが出来る体験型学習となっています。最終的には、自分達で作ったお米を収穫して食べるというところを目指しています!初回となる今回の工程は「田おこし」要するに泥あそびです。とは言えこれも大事な工程で、土と水をかき混ぜることで土壌の養分が活性化され、稲を植えた際に根の成長が促進される効果があるのです。

始めは恐る恐る足を踏み入れていた子ども達も、泥の感触が気持ち良かったのか、すぐにテンションも最高潮。泥の感触を確かめるように歩き回ったり、虫を探したり、泥だんごを作ったりして遊び始めました。そしてその内に始まったのが泥のかけ合い。泥だらけになりながら楽しそうに遊んでいました。子ども達の楽しそうな様子を見ていると、つい私も童心に戻ってしまって、子ども達と一緒になってはしゃいでしまいました。更に泥あそびと言えば、お約束のビーチフラッグ大会。田んぼの端に立てた木の板をビーチフラッグ代わりにして、みんなで競争。私はヘッドスライディングをして全身泥まみれになりました。

こうして子ども達と一緒になって泥あそびをしながら思ったのは、何もない環境で遊びを考えることの大切さです。田んぼには何もありません。遊具もなければ、おもちゃもない。もちろんスマホもゲームもありません。この何もない環境の中で、遊びを作りだす経験が将来大人になった際の創造性に繋がるのかもしれません。そんな事を考えながら泥だらけになって遊んだ一日でした。

お米作りプロジェクトは、これから種まき・代掻き・田植え・草取り・稲刈りという工程で、秋口まで続きます。果たしてどんなお米が出来るのか?子ども達と一緒に楽しみながら進めたいと思います!

本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。

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中西紀説
専門家

中西紀説(フリースクールの運営)

一般社団法人ワンオブハート

発達障がいがあるわが子と自身の不登校経験から得た多くの気づきをもとに、体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営。子どもの心に寄り添って自己肯定感を育み、主体性を引き出す学びの場を提供。

中西紀説プロは山梨日日新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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