墓じまいと海洋散骨葬
2024年5月コラム
【船の船客傷害賠償責任保険・新たなUP加入を】
東北運輸局海事振興部より先日下記の内容でご連絡が御座いました。
令和6年9月30日以前に締結された保険契約はその有効満了後に
現在の保証金額より賠償限度額を引き上げる事。
新たな契約内容はそれをHP等でも公表する事。
当社は既に船客傷害賠償責任保険は旅客定員一人あたり1億円、
船全体で9億円までの保険加入を締結いたしております。
又この内容はHPでも既に公表いたしております。
只、9月30日以降は更にその賠償金額を引き上げるようとの指導です。
船定員数分の筏設置から始まり、業務無線更にはビーコン、
そして今回は損害賠償保険の見直しを・・
安全運航とは言え、北海道カズ1の事故影響が何処まで続くのか
見当が付きません、 ホトホト参ります・・・
燃料の高騰、人件費、修理パーツからその修理技術料金の値上がりなどは
数年前から始まっております。企業努力でそれらを吸収‥
既にそれも限界、この先は全てがご利用を頂きます先様への
負担増となりかねません。
他県の同業他社からの情報も入りますが数社は既に値上げ発表も
しております。
削り取れる処はすでに限界に・・
但し船に関して言えば事故が起きてからでは手遅れです。
路上の車の故障と違い、船は即命の危険にさらされます。
チョットした故障事故も直ぐにニュースで報道されます。
お国の言うこともごもっともですが正に先の見えない急な上り坂、
息切れしない様にとストレッチを・・
【海上特殊無線技士免許 2級以上取得義務】
当社の場合3級を取得、5w無線機を搭載済みでマリーナや
僚船との連絡が可能ですが北海道カズ1の事故以来、業務用無線技士の
資格を有し国際VHF無線機の搭載が義務化されました。
ワット数も大きく出力が大幅に改善されますが宮城県で毎月の様に
試験が行われているそうで勉強をしては出向き受講、
受験の流れとなります。一方衛星電話も適用化で、
ランニングコストや利便性も考えながら目下検討中です。
【お墓改築 新規建立】
2月頃に墓じまいでご相談有った方、
急遽新築でお話がまとまり月初めから古いお墓の解体、
新規に建築計画、先日無事に終わったとのご連絡が有りました。
業者さんからのご連絡も有りで写真までお届け頂きました。
古いお墓の処理から始まり整地を確りと整え無事に終えたとの事、
先ずは私共からのお話でもあり無事にお約束通りに
お父様の七回忌に間に合い
本当に良かったとご相談者からも御礼の言葉を頂きました。
左程の見劣りするお墓でもなさそうにも思いましたが自身の分家筋親類が
ここ十年ほどで皆様が改築や新規建立などが有った様で
本家として色々と考える処も有ったようです。
東日本大震災や今回の能登地震などを受けて従来のお墓とは違う考えで
全体的に下部を広く低く震度7程度でもビクともしない工法とか・・
伝統的なお墓スタイルと違い、震災に強い形、先々の事を考えての事
だそうです。先ずは工事も無事に終え喜んで頂いたことに感謝です。
ご協力を頂きました墓石販売店様にも御礼です、有難う御座いました。
【海洋乗船散骨計画】
月末に向かい海洋散骨の計画もありましたが風や雨の影響で
6月にずれ込みました。2件とも乗船して自らの手で送りたい意向で
静かにその日を待ちことになりました。
来月の中頃は地元の方の乗船を頂き行う予定が組まれております。
その日が穏やかな日でありますよう願うばかりです。
【海洋散骨船 YAMAHIRO号の春の定期点検】
春先には何方の船も整備点検ラッシュで遅れ遅れになっておりましたが
要約その日のお約束が出来て来月初めにフル点検予定、
3～4日間の予定で陸揚げ点検修理となります。
陸と違い海の場合は洋上で故障、壊れてからでは一大事、
全て前前の部品入れ替え総点検となります。
勿体ない様な部品でもアワメーター数値で消耗品扱いで交換致します。
当社は安全運航に徹底し、ご利用頂きます皆様が
安心して乗船ご利用を頂きますよう常々心掛けております。
課題案件お持ちの方もご安心頂きご用命のほどお待ち致して居ります。
