海洋代理散骨葬 お骨の洗浄と乾燥作業
2024年3月コラム
【海洋散骨葬のお問い合わせが増えて来ました】
時々夜分に降る春の名残雪も地温の高さでしょうか?朝方には直ぐに溶け消えます。
気温の寒暖差が大きく体調管理には気を使う毎日ですが・・。
月初めから県内外からの海洋散骨葬に係るお問い合わせが増えて来ました。
仏さんのご出身が山形県で有る事や故人様の遺言、ご遺族の今後の葬送に係る問題など。
色々な要因も有ります、お寺さんとのお付き合いや祭祀継承問題などそこに見えます。
先日は粉骨作業のご依頼が有りご遺族4名ほどで来社、粉骨作業の一部始終に立会され
加工後のご遺骨を大事そうに抱えながらお帰り頂きました。
ご遺族様でその後のご遺骨をどのようにされるのか・・先ずは保管しやすく加工を施し、
何時の日かご自身達の手でどこぞで散骨をされるのか・・
来月は3件の海洋散骨葬の予定があり県外から二家族が来県予定です。
その日が穏やかな海で有りますよう願っております。
【春彼岸の中日】
庄内地方は小雨交じりの天気ではありましたがその日が我が社の定休日でもあり
家族での墓所参拝となりました。お墓に着いてビックリですが車の多い事、
参拝するご家族の多さに・お線香に蝋燭の煙でしょうか・・
ご先祖様に手を合わせる方、墓所の清掃をしているご家族。普段目にする光景でもなく、
家内が側で(今日は祭日だよ!) (そうか!今日は祭日か!)納得でした。
我が家は祭日や日曜日などお墓参りをしたことが無かったので・・
春彼岸の言い伝えに・・
自然をたたえ、生物をいつくしむ・先祖拝礼や豊作を願い感謝 と伝えられております。
一連の作業を終えお供え物を・お線香を手向け家族皆で合掌、感謝とお願い事を・・
我が家のお墓参りも無事に終了、一区切りが付いた一日でした。
【他県からの来県者への新たなサービス】
我が社で管理することになった空き家をリフォーム、数名が寝泊まり出来きるスペース。
昨年末からのリフォーム作業も無事に終え保健所からの立ち合い作業も無事にクリア、
寝具類も新たに揃え順調に行けは春先からは先様のお迎えも出来そうです。
地元由良観光協会加盟、自治体参加、細かな打ち合わせが始まります。
空き家の一軒丸ごとにはなりますがホテル、旅館業として
山形県より先日旅館業としての許可認定を受けました。
出た所勝負、無手勝流でのスタートで維持管理費も年間を考えてみれば
私共にとっては多額、この先良いのか悪いのかもわかりませんが
リスクマネージメントからして経営者としては落第なのでしょう・・
成るように成れの精神で汗かき頑張る所存です。
少しでも県外からの来訪者様にご負担を掛けたくない、それだけですが。
海洋散骨、遺品整理作業の契約件数にどのように影響してくるのか疑問ですが。
【貨客船事業に新たな法律が・・】
北海道の遊覧船カズIの事故以来、私共を取り巻く船舶管理法律がドンドンと増えてきております。
大型観光船に適用で私共のような小型船舶は適用外と昨年春頃までの動きではありましたがここに来て俄かに騒がしくなり昨年9月になり突然、
全ての小型客船舶にも適用すると急遽発表が有りました。
設備猶予期間2年、補助金制度も勿論あるようですが最大で70万円とか・・
詳細が今一不明です。
新たな設置義務として定員分の筏(イカダ)国際規格のビーコン(位置情報信号発信機)
無線機などが強制的に設置義務となりました。ザット本体購入金額で300万円程、設置費用や設置金具等は別途30万円ほど要します。
問題は筏など大きくて重量も有り、設置するとなると船の構造変更や定員削減など様々な艤装経費が出て来ます。遊漁船などは今回の法令から除外されておりますが近い将来は同じ運命にと皆さん話されているようで小型遊漁船などは廃業せざるを得ないとか・・
上記のような経費をかけて果たして元が取れるのか疑問です。
日本小型船舶検査機構(JCI)や国土交通省の今までの管理業務に相当の批判なども集まり
慌てての強固な法律で縛り上げようとしているのか・・
先の事故を考慮して貨客船を利用されます乗船者様の安全を一番に考えての事とは理解も致しますが国会議員の先生達、船の事を本当に理解した上で立法されたのか疑問にも思います。設置筏には設備の有効期限も有りで数年於きの更新検査時に数十万単位で維持管理費が付加されます。将来は筏を利用しての海上訓練なども義務化されると思いますし、
その後の復元設備経費も相当な予算が係るようです。
我が社も当分は♫思案橋ブルース・・・ホトホト参ります・・