今年最初のお焚き上げ供養祭 ~お仏壇・神棚など~
ご遺族様よりお預かりをしておりました沢山の品々、お仏壇・神棚・骨箱・遺影・位牌・アルバム、故人様が普段身に着けていた背広や革靴などの生活雑貨から想い出の品々を、本年最後のお焚き上げ業として先日秋晴れの中、立合いをご希望されたご遺族様も居られる中で第九十五世遠藤住職により無事お焚き上げ供養を執り行う事が出来ました。
遠藤住職による閉眼供養の読経に伴い仏火が付けられると、お預かりした品一つ一つに燃え移り勢いよく秋空に炎煙が立ち上がります。住職のお経を読む声もここに来て一段と響き渡ります。
30~40分程でしょうか、ご依頼品の全てが炎に包まれ、チラチラとその煙も白や灰色と化して天高く昇って行きました。
それぞれに先代の思い入れがつまった品々です。ご位牌や骨箱なども十数箱ございました。簡単に燃えるゴミと一緒に処分する訳にはいきません。丁寧なお焚き上げ供養をされる事をお勧めします。
山間のお寺から帰社の長い道々、路肩に勢いよくススキが咲き誇りまさに晩秋の風景そのもの。
ススキの花言葉に「心が通じる」「活力」「スクスク育つ」など、地下茎をしっかりと伸ばして根を張り簡単に抜けないよう「尾花」とも呼ばれる事から活力と付いたとの説もあるそうです。
それぞれのご依頼者も最愛の家族を失い今も悲嘆の中で暮らされているとは思いますが、少しはその悲しみも癒えたのでしょうか?
一家の清算、過去の清算、そして継続と、ススキの花言葉と少し重なる様に思えてなりません。
ご依頼人皆様の家系を絶やすことなく永遠とススキの如く根を張り元気で過ごされます様願うばかりでした。
帰社後すぐにそれぞれのご依頼者様へお焚き上げ業が無事に終了した旨の言葉と、お寺さんからのお札、スナップ写真を添えご報告させて頂きました。
合掌・・
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遺品整理に伴い家具家財の買取、見積り合戦
先日、地元不動産業者さんからのご案内を受け、家財家具の買取見積依頼がありました。
現場は築20年程、家主が50代で新築されたご自宅で都会からリターンされた女性の一人暮らしだったようです。純和風の平屋造り、格子戸をくぐり抜け飛び石を踏みながら玄関ポーチまで、50代での注文設計とか、20~30年先の生活空間を想像しての造りだったのでしょう。晩年の家主は病気との闘いだったようで70代半ばで早すぎる生涯を閉じました。
自宅に入りますとどちらの部屋隅にも香炉台が設置、ほのかに香り漂う空間、調度品も落ち着いた色合いで配置、上品な佇まい、本棚にも難しそうな本や有名写真家のアルバム集、華道に茶道具、高価な書道具セット等など。海外旅行案内書、記念アルバムなど多数納められております。
悠々自適な暮らしぶりが想像できます。円滑な相続で中古市場に出た物件を買取した不動産業者様が家具家財全て収まる状態での落札物件とお伺い致しました。家具や調度品も有名ブランド品ばかりです。
控えめ素人目で見ても手の込んだ造りでかなりの高級住宅、調度品、家具類もブランド品が多く、花瓶一つの見積り査定にも力が入ります。
汗をかきながら提示した金額には自信をもってはおりましたが、同業他者の見積り金額も大変気になる処でした。見積書提出から翌日午後には早々に当社で落札した旨の連絡を頂きました。
翌日早々から2日間作業でおおよその契約内容を終え、住宅内の確認を頂きお取引は無事に終了致しました。
高額仕入原価に作業経費など先々不安も有りますが、まずは無事に落札、商品の引き取り作業も終えホッと致しておりますが、これからが本番、一つ一つに目を通して検品、清掃、磨き、動作品は実働テスト作業を実施後店頭へ、そしてネット販売などで皆様へご案内販売予定です。
お取引を頂き有難う御座いました。
本文ご紹介の家具、調度品、茶道具など興味ある方はリサイクルショップかざぐるまホームページから当社ヤフオクページをご覧ください・・・こちら