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入澤和志郎

遺品整理士山形県第1号!29年以上の実績を誇る遺品整理のプロ

入澤和志郎(いりさわわしろう) / 葬儀

有限会社 風車

コラム

離婚・元夫の死・嫁ぎ先の遺品整理

2019年12月23日 公開 / 2020年8月19日更新

テーマ:遺品整理

コラムカテゴリ:冠婚葬祭

今回お問い合わせ頂いた内容は、ご依頼者様と数年前に離婚した元夫がお住まいされていた一戸建て住宅の遺品整理作業となります。
ご依頼者である元奥さん、元夫と二人で新築した想い出のマイホームが現場、家主の元夫は今年の春先に病に倒れ入院先で亡くなられたとの事、まだ50代と早すぎる旅立ちだったようです。
ご依頼者は亡き夫とは既に離婚成立して数年経過しており、子供達も成人されて皆都会暮らしと、それぞれ別々の生活をされていたようですが、ご依頼者は離婚後も同市内で暮らしながら都会で暮らす子供たちと連絡を取り合っていたようです。
父亡き後は子供さん達での遺産分割協議も終了して、今回の遺品整理作業を当社に依頼されたと伺っております。都会で暮らす子供さんの代理として地元で暮らすご依頼人(元妻)が遺品整理にも係わることとなりました。

依頼人や親族で半年ほど掛けて家中の不要品の整理作業をしていたとの事で室内は粗方整理されていました。
室内を拝見させて頂くと婚礼3点セット、鏡台などもそのままの状態で置かれておりましたが実家に持ち帰る事も出来ず処分の対象となりました。ドレッサーには亡き元夫の洋服などが今も残されております。
建物は築20年程、しっかりとした造りで内装外装ともにまだ綺麗ですが、親族どなたもお住みにならないとの事で清掃作業終了と同時に中古物件として販売を希望しているようです。

遺品整理前

遺品整理前

遺品整理前

離婚前までお住まいされていた元奥さんも色々な想いもある様ですが、子供さん達は自分の育った実家でしたが特別の感情も無いようであっさりと自宅販売と話しがまとまったようです。
元奥さん、子供達もいつの頃までこのお宅で生活を共にされていたのかなど詳しくは聞いてませんが、例えば奥さんがこの家に戻り住むことにして、都会で暮らす子供さん達が帰省する家として確保すれば・・・などと、勝手にイメージしておりましたが・・・、そこは他人には分からない色々な諸事情があることも十分承知しております。
「どうするのがベストか!?」
片付け作業をしながらもご依頼者にとっての最良の方法は何か考えていました。
お問い合わせ頂く案件それぞれ違う条件で、それにご遺族や親族それぞれの想いや願いなどが混ざり合うと結論に導くまで何度も頭をひねりながら悩む事となります。毎回マニュアル通りに同じ解決方法が適用されるならいいのですが、そうはならないのがこの仕事の難しさと言えます。

お見積りから全作業工程1週間ほど、雪の降り積もる前に終える事が出来ホッと胸をなで下ろしている所です。お預かりしていました家の鍵、無事に現場もお返しが出来ました。
遺品整理作業のご依頼を頂き有難う御座いました。

遺品整理後

遺品整理後

遺品整理後

空き家問題 母屋解体作業と助成金

今年1年間の仕事を振返りますとコラムでも何度かご紹介させて頂きましたが、母屋の解体依頼が多かった1年でした。今現在も着手を待っている現場が1件御座います。
各役所ごと調べてみますと古屋解体時の助成、補助金制度は各自治体でもあるようですがそのハードルが高くて申請をしてもほとんど該当にならないなど苦情が殺到しているとの話しが聞かれ、役所サイドでも現在中身の見直しを検討している所もあるようです。

とある役所の例を挙げますと解体予算が仮に200万としてその後の更地の販売相場が解体費用を上回る見込み事案は助成や補助金は一切不可だそうです。
解体後、土地を中古市場に出してもいつ販売できるかなど不安でもあり、また販売までの期間、固定資産税は即日評価見直しとなり課税金額が変わります。

過疎の地区は更地にしてもその土地の中古市場で売買する事はなかなか難しく、そのような立地条件でも解体予算は市内住宅地とほとんど変わりません。
はなから中古市場に乗らない、売れないと諦め工事費を出来るだけ安く抑えるために、駐車場の舗装や土地端の木々や基礎ブロックなどそのままで解体見積りを提出しますと補助対象とはならず、市内住宅地と同様全て更地にしないと補助対象にはならないそうです。それでも固定資産税は数倍となり、その上補助金はわずか1~2割となるとの事。結果的に持ち出し費用が多額となるため相続人は二の足を踏み、放置される空き家が増えることに繋がっているようです。
親の家、実家の解体を催促されている方、都会に住む40~50代の世代が圧倒的に多く、その方々の多くが当座の生活費や教育費などがかさむ年代層でもあり、出費の優先順位が異なるようです。

最近の山形新聞の記事によれば鶴岡市で2007年頃に破産した国道側のホテルを解体撤去するにあたり、ホテル敷地に一部道路や駐車スペースを設けるのか定かでは御座いませんが国費や市税で解体することが新聞やテレビで報道されております。掛かる予算は1億8千万円ほどだそうです。調査から始まり工期は約1年、高いか安いかは別としても色々な要因が重なり、建物老朽化による近隣住民への安全確保もあってか市も苦渋の決断だったことは理解も出来ますが、親の家、自分の生まれた家の解体や整理をせかされている相続人からすると何とも羨ましいニュースに見えてきます。

相続により遺品整理作業 実家の解体

遺品整理作業終了後、12月に入り慌ただしく書類の作成などを済ませ、いそいそと役所への母屋解体の申請したところ、相続された方のそれぞれの登記変更がまだ済んでおらず、元主の名義登記契約で残っているとの事でガス、水道、電話などライフラインの解約申請、解体申請が受理できない。慌ててご依頼者への連絡して確認しましたが、相続人はこのへんの手続きはやっていない、分からなかったとの事。相続案件には弁護士も介入しての事案でしたので当然私共は相続案件、登記変更など全て済んでいるものと解釈し、ご依頼人の名前で役所に申請、役所からは「そのような方の名前での物件は御座いません、同住所の登記人名が違います」と、・・・よって全て不受理。
解体作業が最初からつまずきました。
とりあえず登記の無い車庫や庭の木々、ブロック塀などの解体と伐採から作業スタート。車両や重機の入るスペース造りと変更を余儀なくされました。これで母屋の解体着手も10日ほどは遅れることとなります。解体するために所有権登記の変更手続き、お役所も本当に税法上も考えてみれば当然のこととは思いますが、すぐ壊す建物の変更手続きに十数万円が必要となります。急いでそれら変更登記手続きをお願いして何とか作業開始しましたが、年内ギリギリ一杯で作業が終えるのか不安が募るばかりです。

母屋解体

母屋解体

春先の健康診断 それから・・・

診断の結果・・・、スタッフみんな要再検査・・・。
うち社員一人には重篤な進行性心臓疾患が見つかり2度の手術、2ヶ月ほど入退院を繰り返し、最近では車の運転ができるまでに回復しました。ただし現在の業務は体への負担が大きいと医師からの進言と自身の判断により、残念ですが離職する事となりました。
結果としては健康診断での異常部位の早期発見、カテーテル手術による早期治療のため大事には至りませんでしたが、現在まで何の前触れもなく自覚症状も無く、持病も無い健康な青年でしたので早期に発見できたのは本当に運が良かったとしか思えません。
時折元気な顔を見せに来てくれますが、まだ若い青年、先がとても心配ですがこればかりは何とも仕様がありません。

令和元年を振り返り 本年のまとめ

新天皇即位により年号が変わり、即位の礼など国の行事も最近まで色々とありました。私共にとっても本当に『あっ!』という間の1年でした。
振返ればあれもこれもやりたかった、でも出来なかった。中途半端に終わりただただ反省の1年だったような気がします。
目先の仕事に追われながらも頭の隅にはあれとこれはと、目標とした物はしっかりと掴んではいましたが、途中だった作業が多く残されたままのように感じられます。

今現在も毎日私共のホームページに多くの方が来訪頂き、特にこのマイベストプロには多い月で1000名以上の来訪をカウントされており、まことにありがたい限りです。
一般の来訪者のほかに、一部同業者の方や営業情報取集のためにご覧なられる方もあると理解をしておりますが、検索キーワードなどから推測すると、やはり真剣に悩んでいる方が多く居ることは事実のようです。
『遺品整理、孤独死、海洋散骨、墓じまい、親の家、一人暮らし・・・』などの検索ワードから私共のホームページに誘導された方が多くいる様です。その中で、「今まさに困っている!」というお客様よりお電話やメールでお問い合わせ頂く事となってます。
実際に当社に来社頂きお困りの内容を伺うと、『法律問題、金銭的な問題、宗教、姉弟間で、親子間で、介護施設、生活保護、福祉葬、墓じまい、自然葬・・・』過去に私が取り扱ったコラムテーマにつながり、ネット検索で調べられてホームページやコラムをご覧になりお問い合わせ頂く、という流れが見受けられます。

数年前、海洋散骨の多く執り行った時期に来訪者月間2,000名を数えた事もございました。今は時期的に数は減っていますが、海洋散骨や遺品整理の依頼案件ですと春先から多くのお問い合わせが集中してしまい、お客様にご迷惑をお掛けする場合もございます。もし来年の遺品整理、海洋散骨をご検討されてる方がおられましたら、早い段階でお問い合わせ頂きお客様のご要望などお聞かせ下さい。
お客様の希望、故人様の願いなど可能な限り対応すべく、社員皆誠意を持って作業させて頂きます。

来る年も皆様のご相談に真剣に向き合い対処できますよう社員一同精進致します。どんな悩みも一人抱えずメール、お電話でのご連絡をお待ち致して下ります。
末筆ながらご家族皆様で良いお年をお迎え願います。
本年一杯お付き合い頂いた皆様、当社業務サービスをご利用頂きまことに有難う御座いました。

来年も皆さまからのお問い合わせお待ちしております・・・こちらから

この記事を書いたプロ

入澤和志郎

遺品整理士山形県第1号!29年以上の実績を誇る遺品整理のプロ

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