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入澤和志郎

遺品整理士山形県第1号!29年以上の実績を誇る遺品整理のプロ

入澤和志郎(いりさわわしろう)

有限会社 風車

コラム

元町医者宅の遺品整理と住宅解体、秋口からのご相談でした

2018年12月19日 公開 / 2019年2月26日更新

テーマ:遺品整理

遺品整理と整理後の母屋解体のお話しを同時にご相談頂いておりました。
最初にご相談を頂いてから契約締結までに2ヶ月ほど要した現場でした。女手一人で高額な契約ともなりますと、当然そこには大きな不安もあったと思います。親戚や友人、あらゆる方からの情報を集めながらも一人悩んだとのことでした。
亡きご主人のお付き合いがあった土建屋さんや友人紹介の工務店などなど。お話しをお伺致しますと、それは本当に不安だったようであらゆる伝手を駆使して既に数社よりお見積もりを頂いていたようです。重なる案件作業を考えれば高額な契約でもあり私共も遺品整理作業の手順と作業内容、大きなお仏壇のお焚き上げ、解体作業全ての流れを何度もお会いして説明を申し上げました。

私共の積算見積金額もそれなりの金額です。今回は建物解体費用が含まれているため高級車一台買える程、決して低額とは思いません。必ず受注出来るものと先人達にはおごりや油断があったのでしょうか?
今思えば私共グループ社、総力を上げての営業成果と自負致しております。

冬前の解体作業、建坪65坪ほどの大きなお宅、それにセメント造りの車庫3台スペースです。自宅は中二階もあり3楷建てのお宅です。

突然の呼び出し電話を頂き、お会いして契約締結までは30分程、和やかな雰囲気で締結作業終了。前コラムでもご紹介致しておりますが、即日現場に入り6日間ほどで家中は整理終了となりましたが母屋の解体作業が残っておりました。グループ工務店も猫の手を借りたい程の忙しさ、本件は年内で作業終了契約です。
11月末からの着手予定でおりましたが、それぞれの現場で駆け込み追加作業など思わぬ番狂わせが付きもの、いつになっても本件現場に作業員の入る日数が決まらずやきもきとイライラ感も。

契約者様からの不安視する声も、

「まだ作業が進んでおりませんが、年内で終える事出来るのでしょうか?」
「大丈夫でしょうか?雪も降ってきそうで・・」

当然心配で催促の声が届きます。
グループ工務店や現場責任者との日程調整も何度となく重ね、先日念願の工事着手。
4~5人の作業員、一週間ほどで粗方の付帯設備の撤去も終了、最後に窓枠サッシなども取り外し、いよいよ重機が入ります。ここからは4~5日で建物の撤去終了予定。
基礎セメント解体から整地作業に細かな仕上げ作業となります。

心配をしておりました雪、偶然にも庄内地方に大雪警報が出ました翌日からの作業、不安ばかりよぎりましたが早速重機での除雪作業から、現場作業員の働きにも助けられ作業の先が見えてきました。
早速、ご依頼者様にもこの事を報告、一人残された奥様でしたがようやくそのお顔にも安堵感が、解体工事は始まったばかりですが本当に喜んでおりました。
工事着手の報告でしたが予期せぬお土産まで頂き帰社となりました。
工期途中ではありますが寒い季節、雪の降る中での作業、事故も無く無事に終える事が出来ますよう作業員皆さんに暖かいコーヒーで激を飛ばし差し入れも・・・、安全を願い声がけをして来ました。

解体現場

解体現場

解体作業後

片道8時間 遠方からの相続人

岐阜県にお住まいする方からのメール相談でした。
子供の居ない叔父が最近死去、残された家財の整理と築10年程の真新しいお宅、整理後のお宅販売のご相談までご依頼を頂きました。奥様は5年程前に他界、まずは一人暮らしだった叔父さん宅の家財処分の見積り依頼でした。晩年は交通事故により足の不自由だった叔父さん、屋内バリアフリー造り、家財も細々とした物が多い現場、家周りには亡き奥様の菜園道具など結構見えます。漬け物作りもされていたようで大きなプラ樽や押さえ石など見えます。外には物置が1棟、衣装ケースや雑貨物が山積みです。

遺品整理前

遺品整理前

遺品整理前

明日が叔父様の49日法要で親族皆さんが集まる日、その前日の見積り作業のご依頼でした。1時間ほどの見積り作業で口頭での見積金額をお知らせし後日、書面で提出のお約束です。
残された大型家電、大型液晶テレビなど近年購入された家電類は地元親戚の方が欲しいとの事で持ち出し予定、私共の買い取り処分対象外でした。

お見積書郵送後10日ほど経った頃にメールが届きました。

「作業依頼をしたい、すぐに作業に取りかかって欲しい」

契約書の送付依頼、契約着手金の支払い方法、全てが同時進行となり12月に入ってからのバタバタ作業、これ又雪の中での作業、先の天気など大変気になるところですが私共を信用頂き、ご自宅、物置の鍵も同封頂きご依頼人立ち会いの無い現場で先日作業着手となりました。

4人、2日作業で終了と計画。整理後は中古物件市場に紹介予定の家、ハウスクリーニングもオプション施工で現在は水道も止まっている現場、ポリ缶10個ほどの水も運び入れ床面スチーム洗浄、シンクに浴槽、洗面所にトイレなど薬剤洗浄と除菌作業で仕上げ予定です。

他の現場とも重なり2日目の仕上げ作業が何時になるか、少し不安もありますが何とかクリスマス前には終えたいと考えて下ります。コラム公開時には作業完成写真も紹介できると思っております。
遠方からのお問い合わせ、遺品整理作業のご依頼を頂き有り難う御座いました。

作業前・作業後の写真は・・・こちら

今年最後の海洋散骨

地元に住まいする方から電話でのご相談でした。

「主人が先日亡くなりました、海洋散骨をお願いしたいのですが・・・」

地元でもあり何度か電話でも打ち合せ、相談事が多いとかで、改めて相談するとのこと。

1週間ほど経った頃でしょうか、再度のお電話がありました。
「自宅に骨箱が主人も含め大小4個有ります、全て海洋散骨を願いたいのですが」

「えっ!どう言う事でしょうか・・・?」

詳しく伺いますともう一つの大きな骨箱は亡きご主人の弟さん、本年1月に死亡、火葬までは終えましたが埋葬出来ずに亡きご主人が自宅で供養保管、更に両親のお骨を分骨した小さな骨箱をそれぞれあり、計4人分の骨箱との説明を受けました。

ご両親が亡くなった頃は地元や菩提寺とも良好なお付き合いが出来ていた様で、ご両親の主なるお骨は当然菩提寺のお墓に埋葬してその時に分骨した小さな骨箱を自宅で供養をしていたとの説明でした。
それから十数年、弟さんが亡くなった時期、生前ご主人と集落や菩提樹さんとでどのようなお付き合いやもめ事があったのかは不明ですが、奥様にも色々と理由も有るようですが今回の旦那さん死去に伴い菩提寺の読経依頼も出来ず、死亡のお知らせや埋葬依頼も菩提寺には伝えていないように感じました。
ご両親の埋葬許可書はともかく、弟さんとご主人の埋葬許可書の添付準備のお願い、契約書に添える書類の重要性を説明させて頂きました。

それから4~5日経った頃、全ての書類の準備が出来たようでご自宅までお骨の引き取り依頼が入りました。お邪魔すると玄関に骨箱が並べられており奥様との初顔合わせ。ご挨拶も終え契約書への記入をお願いしながらの書類の確認を・・・。お話をお聞きしますと数年前から別居状態の夫婦だった様で書類に目を通しておりますとご主人の生前の住所とこちらの住所に違いがあることが分かりました。色々な理由、細々としたお話し・・・他人には話せない事が一杯あったようです。

「戸籍上では夫婦ですから・・・」

「今回のことは娘も了解しております、一つお願いがあるのですが・・・」
「主人のお骨を小瓶に2つ程分骨をして頂けないでしょうか?」
「娘と私の分です、手前供養と考えて下ります」

ご挨拶も終え、大小4箱の骨箱をお預かりして帰社となりましたが・・・、車中でも、何となくモヤモヤ感が消えませんでした。

会社に帰り早々の粉骨作業に入りましたが小瓶で2個分骨準備後、ご依頼に添い親子のお骨を混ぜながら作業終了、皆で合掌。
年内にも海へ還してやりたい・・・。
当社の祭壇で穏やかな海を願い、静かにその日を待っております。
海洋散骨、ご依頼を頂き有り難う御座いました。 合掌

                 
早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。
今年も遺品整理のお見積り、海洋散骨のお問い合わせ、ほか多岐に渡ってのお悩み事のご相談などなど・・・、たくさんの皆様からのお問い合わせを頂きました。
ご依頼頂いた方の為にと奔走し、悩んでいる方のためにと知恵を絞っているうちに、あっという間に一年が過ぎていったようにも感じられます。来年も悩んでいる方や困っている方の声に耳を傾け、たくさんの「頼んで良かった!」の言葉を頂けるように社員一同頑張る所存です。

本年はまことにありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致しましす。


          

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