厳しい寒さ?冬期間、そんな時に・・・
秋も一段と深まり暦の上では霜降、朝晩の冷え込みも厳しく我が家の猫ちゃんも時々布団に潜り込んできます。皆様におかれましては体調を崩さぬよう何卒ご自愛ください。
さて朝晩は冷え込むものの日中は秋晴れの陽気続きで、ご依頼頂いた遺品整理作業や解体作業も順調に進んでおります。
先月末頃から遺品整理見積りのご依頼が急増しており、5件のお問い合わせのなか3件は本契約が成立、うち2件は既に終了。3件目は某市の名家で本家自宅や先人の資料共々、市に寄贈、1軒丸ごと記念館になっており郷土の誇り、地元の名家として今に伝えられております。
既に整理作業など着工致しており、今現在は母屋と土蔵の作業が残されている所です。その土蔵に保存されています多数の骨董品の買い付け作業もあり、仕分けから始まり4~5日程の作業と予想しています。
私も含め社員一同、肉体労働の連続で少しバテ気味ですが何とかお約束した日程で終えるように、檄を飛ばし皆頑張っております。
他にも受注契約には至っておりませんが、管財人担当弁護士からのお問い合わせも入っており、来月に引続きの案件として目下商談中の物件が1件。弁護士の話では本件も解体更地までのお話しを頂いており、グループ建設会社も連日フル稼働の状態です。もし管財人担当弁護士より遺品整理と解体案件の受注があるとすれば解体工事は来年2月以降の着手となります。
たくさんのご依頼を頂きとてもありがたい事ですが、日程調整や諸々の段取りなど頭を悩ませているところです。
消費税 軽減税率
消費税の見直しで来年10月1日より10%にアップ!テレビなどで毎日のように報道されております。私共は遺品整理や母屋解体の請負い作業を生業としており作業期間もさほど長くないため10月1日直前でも直接の影響は少ないと考えております。
母屋解体工事なども同様で31年3月末までの工事契約書締結時は特例経過措置がとられ現在の税率8%(引き渡しが10/1以降でも)、それ以降の契約時は10%(引き渡しが10/1以降の物)になるようで、大型工事となりますと税負担もかなりの額で大きな負担が強いられます。
たかだか2%とはいえ新築時や解体時、大型家電など、私共の遺品整理作業や解体作業も増税になり、ご依頼者にすれば契約金額も大きく増え、税負担も馬鹿になりません。それを予測してか、駆け込み的なお問い合わせが急増しているようです。
※豆知識
軽減税率に係わるカタカナ用語。連日ワイドショーなどで繰り返し報道されております。
➀テイクアウト → 消費税は据え置きの8%(10/1日以降も)
スーパー、コンビニなどで購入した食材を店内から持ち出して
自宅へ持ち帰るか店外で食べること。
問題点:出前は店側からすれば経費が掛かるのに据え置きとなりそう。
➁イートイン(和製英語)→ 消費税は10%(10/1日以降)
飲食店等で購入した食料品をその店内で食べること。
外食は全て新税率10%になるようで経費から考えると矛盾も・・・
先月からの遺品整理に続いて母屋と倉庫解体工事が無事に終了
不動産中古市場にも乗り難い山深い集落の解体跡地で基礎ブロックや駐車場のアスファルトやセメント部位などはご依頼者の指示に従いそのまま残しました。
もちろん解体工事費を抑えるためで、全て撤去工事となりますと数十万の作業経費が増える事となります。ご近所の解体跡地を一見しますと同じ様な作業跡が見られます。
現場確認とお引き渡し時にご依頼者様からの談として、
「お陰様でスッキリしました。ありがとうございました」
「これで寝ずの心配をしないで済みます」
「台風や大雪のたびに毎回遠くから実家の確認や雪下ろし作業を行わないで済むだけでも本当に有り難いです。これからは安心して過ごせます。」
こんなお話をされてました。本当に長い間ご苦労様でした。
たいへんお世話になりました。
医院兼住居の遺品整理作業
月中から母屋の遺品整理着手、4人がかりで作業日数6日間、現場までの移動距離があるため作業車も一日一往復が限界でした。譲受けする物から廃棄する物までの分別作業に2日程要し、実際の搬出整理作業に4日間と大変な物量です。ベッド類に細々とした家具の多い事。趣味の画材もまた凄い量です。昔買い求めた調度品も1楷から2楷まで多数有ります。
生活雑貨類、食器類、鍋釜、調理器具に空瓶、天井収納に床下収納・・・。多数の漬け物瓶が床下に・・・、取り出し時など苦労されたのでは?これら全て廃棄とのご依頼でした。
いつ頃の物か医薬品に消毒薬、廃棄処分対象品は全て運び出し処分作業致しました。ご依頼主様も作業中何度か立ち会われ運び出される物量に大変驚かれておりました。ご夫婦だけの生活とは思えない物量でしたが、当初の計画通りお約束の期日内で無事に整理作業終える事が出来ました。
冬前に何とか解体工事に着手し、年内に全てのご依頼作業が終えるよう鋭意努力致しております。
お仏壇のお焚き上げ供養
遺品整理に伴い祭祀財産の最終処分、お焚き上げ供養のご依頼も入ります。
現在遺品整理、母屋解体の2件からも全てお仏壇のお焚き上げのご依頼がありました。
旧家で何代にも渡り生活をされてきたお宅の遺品整理です。
祭祀承継者様(跡継ぎ)の現在のお住まいからすると、お仏壇を運び入れする空間が無い事から中に納まる遺影や仏具を持ち帰るとしても一見間口に鎮座するお仏壇は行き場所が御座いません。何代にも渡り合掌礼拝されて来たお仏壇ですが、先日既に2基を瀧水寺大日坊へ納めて参りました。
3件目の遺品整理作業を終える頃、もう1基のご依頼が入っておりますので来月中位に天候とお寺さんの行事日程を照らし合わせながら3基同時の閉眼供養祭(お焚き上げ供養)を執り行う予定でおります。
お仏壇や遺影、アルバム、故人が最後まで使用されていた生活道具や衣類、神仏に掛かる品、ゆくゆくは処分とお考え、それら自宅保管されている方は是非ご一報願います。
お焚き上げ供養の詳しくは → こちら
※瀧水寺大日坊 95世 遠藤住職 読経による閉眼供養