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コラム

火災保険を適用される屋根のトラブル

2020年1月24日

テーマ:瓦屋根トラブルは、これで回避!

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 屋根修理

近年、毎年のように日本中のさまざまな地域で大型台風の被害が報告されています。
台風などの強風により屋根が飛ばされる、瓦が割れるといったトラブルや大雪による瓦の割れや雪止の破損や落下に見舞われた際、火災保険を使って修理ができることをご存じですか?

風災、雪害による被害を自費で修理するとなるとかなりの高額になってしまうこともあり、大きな負担となります。今回はそんな災害時に適用される火災保険について、申請の流れや申請時の注意点についてご説明します。

火災保険の概要

生命保険は身体に関わる保険であり、自動車保険は自動車に関わる保険です。では火災保険は火災に関わる保険なのでしょうか。それは半分正解ですが、半分は正解ではありません。

理由は、火災保険は台風や嵐による強風、いわゆる風災や雪による雪害であっても適用される場合があるからです。さらに、一般的な火災保険は次のような際にも適用されます。

【落雷】
落雷による火災のほか、破裂・爆発も対象となります。

【雹(ひょう)災、雪災】
強風以外に雹や大雪といった自然災害が原因で損害が生じた場合。

【水漏れ、物体の落下、飛来、騒擾】
給排水設備の事故による水濡れ、物体の落下、飛来により屋根や外壁に損害が生じた場合。また、騒擾(集団による暴力行為)により、建物や家財に損害が生じた場合。

【衝突】
建物に自動車やバイクなどが衝突し、損害が生じた場合。

【盗難】
窓ガラスや玄関の鍵を壊し建物内に侵入され、家財を盗難された場合。

【水災】
台風、暴風雨により洪水、高潮、土砂崩れが起こり、それにより建物が床上浸水以上の被害を受けた場合。

これらは契約内容によって対象にならない場合もありますが、基本的に火災保険は、建物や家財に損害が生じた場合に適用される保険です。そのため、火災以外で屋根にトラブルが発生したとしても、火災保険が適用される場合があります。

屋根トラブル時の火災保険適用ポイント

上記のように屋根のトラブルで火災保険が適用される場合はありますが、屋根に関するすべてのトラブルで火災保険が適用されるわけではありません。具体的には次のような条件をすべて果たした際に火災保険が適用されます。

【上記の災害であること】
※経年劣化や地震によるトラブルでは火災保は適用されません。

【屋根修理が必要になってから3年以内であること】

【屋根修理の費用が20万円以上(契約内容で金額は異なることがあります)であること】

【保険会社に申請する際、代行ではなく必ず自分で申請すること】

保険申請をする際の流れ

実際に屋根にトラブルが見つかり、保険申請をする際の具体的な流れについて見ていきましょう。

【1:屋根の状態を確認し、専門業者に見積もり依頼をする】
屋根の定期点検や、台風、嵐が起きた際に専門業者に屋根の状態を見てもらい、トラブルがあればその部分の撮影をし、見積書を作成してもらいます。

【2:保険会社、保険代理店に連絡し被災内容を伝える】
この際、専門業者や代行ではなく必ず被災した本人が直接連絡を取り、被災内容を伝えます。

【3:保険申請に必要な書類を入手する】
保険会社への申請に必要な書類を確認し、すべての書類をそろえます。一般的には「保険金請求書」「事故状況説明書」「修理見積書」「被害を受けた場所の写真」などです。最初の2つの書類に関しては、必ず被災した本人が記入します。

【4:保険会社の鑑定人に屋根の症状を確認してもらう】
保険会社が指定する鑑定人に屋根のトラブル状況を確認してもらいます(見積金額や見積書の内容によっては、鑑定人の鑑定なく保険適用が認められる場合もあります)。

【5:鑑定人により保険の適用が認められると受け取れる金額が確定】
特に問題がなければ、1週間程度で回答を得られ、早ければ2週間で保険金を受け取れる場合もあります。

ここまでが基本的な保険金申請の流れです。ただし、保険会社によって細かい部分は異なる場合がありますので、屋根にトラブルが発生した時は必ず、加入している保険会社に問い合わせて確認をしましょう。

屋根のトラブルで火災保険を申請するには定期的な点検が重要

台風や嵐などの風災によって屋根にトラブルが生じた際、火災保険で修理代金をまかなうことができます。

保険内容や条件など、加入している保険により適用範囲は異なりますが、自身の加入している保険の内容を改めて確認すれば、万が一の際の大きな費用負担を避けることができます。

屋根のトラブルで火災保険を利用する場合の注意点は、定期的な屋根の点検を怠らないことです。例えば、火災保険が適用される条件の1つに「屋根修理が必要だとなってから3年以内であること」があります。しかし、これも定期的な点検をしていなければ気づかずに3年が過ぎてしまいます。

一般的に瓦が割れたり、ズレたりしていても、その下にある防水材が機能していれば、すぐに雨漏りが起きることはありません。そのため、屋根の点検を放置していると瓦などが壊れていることに気づくことはありません。

そういった意味でも、確実に火災保険を適用させるには、定期的な点検を怠らないことが重要だといえるでしょう。

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