共感できる人がいる分野との出会いが価値を生む

みなさんは、自我と似た意味合いの言葉「気持ち」「精神」「心」にどんな印象を持っていますか?
占いやスピリチュアルなどの世界という印象が強いと思います。
自我について考え方の基礎から解説していきます。
精神分析学の創始者として知られるジークムント・フロイトさんという学者さんが、1923年、67歳くらいのとき「自我とエス」という論文を発表して、この分野の基本となる概念を広めました。
人の感情は大きく3つの領域に分かれていると仮定した最初の人です。
人の感情イメージ図
一番メジャーなイメージ図は海に浮かぶ氷山です。
海面に出ていて見える部分を「意識」とし、見えない部分を「無意識」に分けています。
その3つに、
①「超自我(スーパーエゴ)」
②「エス(イド)」
③「自我(エゴ)」
と名付けました。
実社会の代表的な動力源である電力にざっくり例えると、次のようなイメージです。
①超自我は、人間が生物として持つ本能で発電所。電源が無ければそもそも動きません。
②エスは、経験から生まれる無意識な感情や欲求で、動かすためのスイッチ。
③自我は、超自我とエスからの要求を受け取って、出力を制御するための変圧器。
こんな感じの分け方になります。
この分野でのフロイトさんは、ロックミュージック界のビートルズのような存在です。
ビートルズの登場は音楽業界にとって「それ以前」と「それ以降」に分かれるくらいのインパクトだったそうです。
その後、世に出るアーティストが少なからず影響を受けているという意味で似ています。
AIが人間の知能を超える瞬間という意味でよく使われる「シンギュラリティ(技術的特異点)」に達することによる次のインパクトが起こるまでは、この概念は大きく変わることは無いだろうと思っています。
インターネットの普及により通信インフラが発展した情報化社会についても、同じように登場前と登場後で大きな影響を与えることになりました。



