キャリア教育は高校に入るまでに進めておくべき
みなさんは、コンテンツを観るときどういうところに注目しますか
書籍、漫画、映画、コンサートなど楽しむために観ている人が多い
2025年に2作目の映画が公開され、尋常でない興行収入を上げている「鬼滅の刃」という超人気漫画があります。
分かりやすい設定と魅力的なキャラクター、それに古くからある日本の文化が表現されていて、受ける印象も余白が広く年代も性別も問わない人気作品です。
この作品の根底にあるのは人の感情です。
平安時代に「一族全員が短命という病」を抱える血筋の人がいました。
長く生きたいという欲があったので治療を受け、新たに日本に伝わった薬で病は治りました。
その薬の副作用により、生き続けるためには「日の下に出られない」という制約を抱えることになってしまいました。
治療とはいえ、そんな「望んでいない状態」にされたことに憤りを感じて、七つの大罪のうち「憤怒」「傲慢」「強欲」「嫉妬」の複数の感情が生まれました。
誰に向ければ良いのか分からないその感情が増大し、自分以外の全てを呪う存在となった「鬼の始祖」と、身内からその鬼を生み出してしまった一族が「全ての鬼を滅する」ことで責任を取ろうとする1千年以上に渡る戦いの歴史です。
この作品は読む角度によって印象が大きく変わります。
例えば、鬼は序列を重視し鬼殺隊は規律を重視しますが、どちらの側も信念を持ち重い覚悟を背負っているキャラクターほど強い存在になっています。
鬼の始祖が探し続けていた「青い彼岸花」という存在は、その鬼にとっての「誰か」に当てはめることができます。
物語の結末で、主人公とその妹が病を克服できた理由は「誰か」を自分で認識できていたからでした。
「誰か」を認識して「誰かのために」という感情を生むことが、負の感情を消化するために必要な要素だという事例です。
他にも色々な解釈ができる要素がちりばめられていて本当に奥行きのある作品です。
人気が出るのも頷けます。




