それぞれのライフステージを、主婦目線で応援（3/3）

周りの人を大切にするためにも、自分自身を大切にする。

　3つめの柱が「家族のためのサービス」です。「私自身も親が70代になり、介護がいつ現実となってもおかしくはない身。自分が仕事をしながら大切な親のサポートをしていくためには、周りの力を借りることも必要です。漠然とした不安を減らし、将来について備えておく。ここをしっかり整えておかないと、あなた自身が輝けません」

　クラデュースでは相談窓口として介護施設やサービスなどの情報を主婦目線でわかりやすく提供。さらに、ご家族に代わって高齢の親御さんに電話をかける「心の見守りサービス」や、家事のお手伝いをする「親孝行サービス」など、親世代、子世代両方の気持ちに寄り添ったサポートをしています。

　いろんな世代の女性の「欲しい」に、きめ細かく応えるクラデュースのサービス。すべては「一人の人に深く関わってその人生を支えたい」という浮田さんの思いから生まれました。

　「生前整理で『自分の葬儀をプランする』というものがありました。その時、自分のお葬式では『仕事で全国を駆け巡りながら、家事も料理もちゃんとする人でした』と紹介されたいと思いました。実は私は料理があまり好きでなかった。でも、高校生の息子が大学進学するまであと2年間しかご飯を作ることができないと気づいたんです。それ以来、せっせとご飯を作っています。そんな風にその人が愛するもの、大切なものを大切にできるように、うれしいサービスを生み出していきたい」と浮田さん。

　子育てや仕事に一生懸命な時期、セカンドライフ、そして人生の最後まで。その人の心に寄り添い、どの瞬間も輝いて生きることを応援するのがクラデュース。浮田さん自身、これからも輝き続けます。

（取材年月:2016年10月）

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