–「殺してみたかった」の背景にあるもの – について本日(2月7日)掲載
– 無宗教の日本が宗教心を持てば犯罪は減るのか – と題する私の解説記事が、時事解説サイト
(JIJICO) に掲載中です。
これは、大きな事件が起きるたびに、もし犯人が宗教心を持っていたら事件を起こさないで済んだ
のではないか、という議論があることについて考察したものです。
結論から先に言うと、犯罪学・社会学・心理学からの各種の研究結果は賛否両論があります。
しかし私自身法務省の心理技官として非行・犯罪者と25年間かかわった経験から言うと、非行・
犯罪の原因というのは極めて「複合的」というのが実感です。
したがって宗教心だけを取り出し、単純に「宗教心が良い市民を生むから、犯罪を防ぐために
宗教心を醸成しなければならない」と結論づけてしまうのは、ある意味で非常に危険と考えます。
なお私の今回の解説の全文は、以下のJIJICOのサイトに掲載されています。
http://jijico.mbp-japan.com/2015/12/25/articles18977.html
村田 晃(心理学博士 PhD University of Denver USA)
(臨床心理士)