リスニングの真実/苦手が満点に
当館は「長く通う生徒さん」と「ご家族多人数で通う生徒さん」が多いという特徴があります。お母様とお子様2人の計3名が通われた方、お母様と御子息様お2人が通っておられます方、お兄さんが3コマ弟さんが1コマ計4コマ通っておられます方、ご兄弟姉妹3名が全員通っておられます方、お兄様が通われ、その後にお母様が通われ、次に弟さんが通われた方、ご兄弟姉妹が順番に全員通われた方、など枚挙に暇がありません。長い生徒さんに関しましては25年間通っていらっしゃる男性を筆頭に20年以上在籍なさる生徒さんが4人、10年ほど通っている生徒さんが3名いらっしゃいます。
一番多いパターンはお子様が長らく通われ、晴れて大学に合格なさった後にお母様がご受講にお出でになるケースです。しかし改めて気付いたのですが、お子様と入れ替わりにお父様がお出でになったケースはありません。社会人男性の生徒さんはたくさんいらっしゃいますので「ご年配男性なる生き物が英語をご受講なさらない特性を持つ」、ということでは無いと思うのです。そこで思い当たるのは家庭内での父と母の立場の違いでありましょうか?
お母様は日頃よりお子様と近い立場にいらっしゃいます。細かな世話を焼いたり学校や塾との接点を持ったり日々の様子や出来事に注意を払っておられます。一方、お父様は(お母様と比せば)なりわいの主たるものを占めるのは仕事や業務上の付き合いだったりしますので子供が通う英語教室に関心が薄い、というのもあるのかもしれません。そしてもうひとつは父親の沽券(こけん)、つまり、仮に英語に興味があったとしても我が子が通った教室は照れくさいのかも。あと、単純にお忙しいことはあるでしょうね。そもそも習い事に時間が取れない、という理由が一番かも。。。