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60歳で難関の英検に合格/遠路はるばる

上野伸彦

上野伸彦

    
遠方より当館にお出でになる方が少なくないのです。ご熱意に頭が下がります。金沢市、野々市町、小矢部市、砺波市、氷見市、高岡市、滑川市、魚津市、黒部市、入善町、岐阜県神岡町、などから生徒さんが通っておられます(ました)。以下はそうした方の事例です。英語を志すご年配の方々へのエールとなれば幸いです。


60歳の女性であるAさんから頂きましたメールには
かねてより英語を勉強したかったこと、英検を目標にしたいこと、今のレベルはほど遠いがこれからの人生に夢を抱きたいこと、などが記されていました。

こうしてAさんとの学習が始まりました。
Aさんは遠隔地にお住まいですので2時間かけて電車に乗ってお出でになります。
御熱意に胸打たれました。

スタート時の英語力は中1レベル(英検5級)も危ういものでした。
しかし持って生まれた言語のセンスは抜きん出て優秀なものをお持ちです。
あっという間に中学生レベルは仕上がってしまい、数か月後の英検3級は満点近くで合格なさいました。

そしてそれから半年、難関の英検準2級(高校1~2年程度)に合格されました。
1次試験(筆記)も2次試験(口頭試問)も満点に近いハイスコアです。

3級までは初級の英語ですが準2級からは高校レベルです。飛躍的に難しくなります。合格率は35%ほどです。その難関の準2級でほぼ満点の成績を収められたのです。

試験後に頂きましたメールには
面接経験は就職試験以来40年ぶりであったこと、緊張したが良い還暦記念となったこと、などが記されています。

以下は有名なサミュエル・ウルマンの詩「青春」の一節です。
 青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ
 年を重ねただけで人は老いない
 理想を失う時に初めて老いがくる

60歳で志を立て研鑽を積むこと1年、早くも準2級に合格したAさんはまさに「青春」を謳歌なさっていらっしゃるのではないでしょうか。

長い老後を生きねばならない当節の高齢化社会。
Aさんの生き様は我々に勇気と希望を与えて下さいます。

感動をありがとうございました。


夢に向かって羽ばたく

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