リスニングの真実/苦手が満点に
受験界でよく言われることに「現役生はマークシート(〇×試験)までは何とかなるが記述力がない」ということがあります。大学受験共通テストは〇×式の1次試験です。受験の成否を決する半分でしかありません。1か月後の2/25に各大学で行なわれる2次記述試験を受け、その点数との合計点で合否が決まります。いくら共通テストが良くても記述力がなければ合格はおぼつかないのです。逆も言えます。多少、共通が悪くても盤石なる記述力があれば逆転合格します。
しかしながらであります。
共通テスト後のわずか1か月で記述力を仕上げるのは並大抵ではありません。そこで当館では、共通テスト後に生徒さんとメールによる添削、通信教育を実施しています。やるとやらないでは雲泥の差が生じます。生徒さんの「できたつもり」とプロの目で見た「本当に出来ている」の間には大きな隔たりがあります。
本年も百通を超えるメール添削を実施しました。
甲斐あって続々と合格の報が届いています。
高岡高校のA君は熱心に何十回というメールを送って来られました。本日の発表で見事に東北大学文学部に合格されました。彼からのメールには「自分はずっと英語の苦手意識があり ~ 上野先生のおかげで本番も英文を楽しんで ~ 英語で点数を稼げた ~ 」と喜びの声が綴られています。深々として暖かなお人柄をお持ちのA君は哲学を専攻されたいそうです。素晴らしいですね。今、思索を求めて立つ若者がいるということに感動を覚えます。立派な哲学者になって下さい。
さらに千葉大学国際教養学部、都立大学法学部、富山大学看護学科など、続々と合格の報が届いています。
おめでとうございました。