■菖蒲狩は梅雨の風流のひとつ・・・■

高須佳美

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テーマ:香りの本棚

「菖蒲狩り」は梅雨の風流のひとつ。
日本では500年以上菖蒲を栽培していたとか。
雨に打たれながらもきりりと立つ高貴な花姿と青色から紫色の花色のバリエーションがまた美しい花です!

また「アイリス」の語源はギリシア神話の虹の女神「イリス」からきているそうで、イリスは神々の使者。虹は女神「イリス」が天と地を往復する架け橋だとか・・・花の名前もロマンティックです。
「アイリスの葉は剣」といわれ凛とした姿から西洋では「騎士の花」とも称され、洋の東西を超え愛される花ですね。
そして菖蒲の香りもまた、アロマテラピーや香りの分野でも広く使われています。菖蒲の根茎には精油成分が多く含まれ、水蒸気蒸留により精油(アロマ)を抽出します。カラムス油と称し、甘く、やや薬くさいスパイシーな香りを持ちます。丁子の香りによく似たところもあります。古くはリキュールやベルモットに用いられていました。今日では化粧品香料の東洋調(オリエンタルやアジアンチック)などを醸し出す素材として幅広く使われています。
特に浴用用の香料原料としては古くからの「菖蒲湯」にたがわず現在でも重要な香りづけとして使われています。
今の季節、菖蒲の花色や香りに心身を癒されたいものですね。

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高須 佳美 (色と香りのコーディネートのプロ)
色と薫りの総合企画 オフィスアルモニ/アトリエくゆら 076-451-5772まで

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高須佳美
専門家

高須佳美(カラーコーディネーター)

色と香りの総合企画 オフィスアルモニ

カラーコーディネーターとして講演セミナー、景観色彩アドバイザー、イメージコンサルタント。アロマセラピストとして南仏で調香を学び香りの商品開発。五感の癒しのスペシャリスト。くゆら織士。

高須佳美プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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