グリップの基礎知識 その2 (太さ)
バックラインの存在を知っていますか?
皆さんクラブを長期間使っていると指の痕が出来るほどすり減ったり、ゴムの劣化や汚れでグリップが滑ったりしますよね。
そんな時はグリップを交換するだけで新品同様のクラブに生まれ変わります。
しかし新しいグリップに替えれば良いかというとそうではありません。グリップには握った時に指の関節が引っ掛かり、ずれにくくなるバックライン(以下BL)というスジがあるものがあります。BLありの物は真っ直ぐに挿入されていなかったり自分の握り方に合わない入り方だとクラブフェースの向きがズレ真っ直ぐ球が飛ばない事があります。ウェッジなどフェースの開閉を使うクラブはBLなしをオススメします。グリップの交換の際は信頼できるクラフトマンに依頼していただく事をオススメします。
同じグリップでもバックラインの有無があります。
ちなみに私はBLなしを好んで使用しています。
最近、多い軽量グリップ!
D2とかC8とかっていうスイングバランスって皆さん知ってますか?
シャフトを撓らせる為のヘッド側の重さ、スイングした時の振りやすさ(シャフトが撓る感じ、軽い感じ)と言われるものですが、軽いから良いとか重いからダメと言うわけではなく、あくまでそのクラブ全体のバランスやプレイヤーの技量や好みに合ったものが良いバランスと言うことになります。
最近はクラブの軽量化が進んでいるためグリップも軽量のものが多くなっています。今まで50g位だったのが最近は40gほどが多いですね。仮にグリップが40gだったのを50gに交換するとバランスが約2.5ポイント軽くなります、結果ヘッドに重さが感じにくくなったりシャフトが撓りにくくなったりしてスイングに悪影響を及ぼしている方も結構多いようです。
グリップ交換の際はグリップ重量も気にしての交換をオススメいたします。
今、最軽量の物は25gというのがあります。
同じデザインでも重量違いがある為ご確認ください。